古文のキホン|なぜ学ぶ?現代語との違いと効率的な勉強の順番
古文とは、主に平安時代から江戸時代ごろまでに書かれた日本語の文章のことです。日本語なので、現代語と共通する部分も多い一方、仮名遣い・単語の意味・文法が今とは違うため、そのままでは正確に読めません。このページでは、古文を学ぶ意味と、現代語との違い、効率のよい勉強の順番を整理します。
古文を学ぶ意味
- 大学入学共通テストや多くの大学の入試で出題される。国語の得点を安定させるには古文の対策が欠かせない。
- 現代の日本語の成り立ちが分かる。ことわざや慣用句、敬語の使い方の由来にもつながる。
- 物語・随筆・和歌などの作品を原文で味わえる(源氏物語・枕草子・徒然草 など)。
現代語との4つの違い
| 違い | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| 歴史的仮名遣い | 表記と読み方が違う。語中・語末の「は行」は「わ行」で読むなど。 | いふ→いう・けふ→きょう |
| 古今異義語 | 同じ形でも意味が違う語がある。 | うつくし=かわいい/ありがたし=めったにない |
| 主語の省略 | 主語が書かれないことが多く、敬語や文脈から補って読む。 | (帝が)御覧ず |
| 文法(助動詞・係り結び) | 意味を加える助動詞や、文末の形が変わる係り結びがある。 | 花ぞ咲く(連体形で結ぶ) |
効率のよい勉強の順番
- キホン:歴史的仮名遣いと、主語を補う読み方を知る。
- 単語:頻出の古文単語を、意味を1〜2個に絞って覚える。
- 文法:助動詞(接続・意味)→係り結び→活用→敬語の順に固める。
- 読解:述語を見つけ、主語を補い、助動詞と敬語で意味を確定する。