完了・存続・結果・確述( 全語中 ( 正解:語|不正解:語 )
平均正解率   90%以上を目指そう
問

他クイズ 古文メニューへ リセット


古文の完了・存続の助動詞|つ・ぬ・たり・り・けり(詠嘆)の意味と見分け方

完了の助動詞は、動作や作用が「完了した」「その結果が続いている」ことを表す語です。「つ・ぬ」は完了(〜た)、「たり・り」は完了・存続(〜た・〜ている)。さらに「つ・ぬ」は下に推量の語が続くと強意(確述:きっと〜)になり、訳し分けが入試で問われます。

完了・存続の助動詞の早見表

助動詞意味接続活用の型
つ完了・強意連用形下二段型
ぬ完了・強意連用形ナ変型
たり完了・存続連用形ラ変型
り完了・存続サ変の未然形・四段の已然形ラ変型
けり過去(伝聞)・詠嘆連用形ラ変型

「り」の接続は、サ変の未然形・四段の已然形(「サ未四已(さみしい)」と覚える)です。

強意(確述)の「つ・ぬ」

形訳し方
てむ・なむきっと〜だろう・〜してしまおう
つべし・ぬべしきっと〜にちがいない・〜できそうだ
てまし・なましきっと〜だろうに
作例
本文雨降りぬべし。
訳きっと雨が降るにちがいない。
ポイント「ぬ」の下に推量の「べし」があるので強意。

詠嘆の「けり」

「けり」は過去(伝聞)のほか、和歌や会話文で、今気づいたことに感動する詠嘆(〜だなあ)を表します。

例 詠嘆(新古今和歌集・藤原定家)
本文見渡せば花も紅葉もなかりけり 浦の苫屋の秋の夕暮れ
訳見渡すと、(美しい)桜の花も紅葉もないことだなあ。海辺の粗末な小屋のあたりの秋の夕暮れは。

このページの内容をプリントで練習する

読んで分かったつもりでも、書けなければ点になりません。このページに対応するプリントで確かめましょう。

古文単語・古文文法プリント一覧(全22セット)→

完了・存続・結果・確述 よくある質問(FAQ)

「つ」と「ぬ」の違いは何ですか?
どちらも完了・強意ですが、「つ」は意図的な動作、「ぬ」は自然に起こる変化に付きやすい傾向があります。訳はどちらも「〜た・〜てしまった」が基本です。
完了の「ぬ」と打消の「ぬ」はどう見分けますか?
直前が連用形なら完了の「ぬ」、未然形なら打消の助動詞「ず」の連体形です。
「り」の接続はどう覚えればいいですか?
サ変の未然形と四段の已然形に付くので、「サ未四已(さみしい)」と覚えるのが定番です。
このページの問題は無料で使えますか?
はい。4択クイズ・見直し・一覧はすべて無料で利用できます。