beef
名詞・動詞発音:/biːf/(ビーフ)
英検4級
CEFR A2
多義語
牛肉/(口語)不平・苦情/beef up(強化する)
📖 主な意味
- 1 【名詞・不可算】牛肉 roast beef、ground beef(ひき肉)。
- 2 【名詞・米】肉牛・食肉牛/【口語】筋肉・力 体格・力強さの比喩。
- 3 【名詞・俗/動詞】不平・苦情/不平をこぼす have a beef with(〜に不満がある)。
- 4 【動詞】beef up=補強する・強化する 人員・防備・内容などを強める。
💡 使い方・例文
① 牛肉
不可算。
We had roast beef for dinner.
私たちは夕食にローストビーフを食べた。
② 補強する(beef up)
句動詞。
The company beefed up its security.
その会社は警備を強化した。
③ 不満がある(口語・俗)
have a beef with。
Do you have a beef with me?
僕に何か文句でもあるの?
💡 「牛肉」は不可算(a beef とは言わない)。量は a piece of beef、some beef。
💡 句動詞 beef up=補強・強化する。口語の a beef=不平・もめごと。
💡 句動詞 beef up=補強・強化する。口語の a beef=不平・もめごと。
🔍 比較
beef・pork・mutton(肉と家畜の語の対)
| beef | pork | mutton | |
|---|---|---|---|
| 肉(仏語由来) | 牛肉 | 豚肉 | 羊肉 |
| 家畜(英語本来語) | cow / ox | pig | sheep |
🏛 語源・歴史
beef は古フランス語 boef「雄牛・牛」を経て、ラテン語 bos(属格 bovis)「牛」にさかのぼる(bovine〔牛の〕も同根)。1066年のノルマン征服のあと、イングランドでは家畜の世話をする英語話者が本来語の cow(雌牛)・ox(雄牛)を使い続けた一方、食卓でその肉を食べる支配層のノルマン人がフランス語 boef を使ったため、「生きた家畜」と「料理の肉」で語が分かれた。これが beef(牛肉)/cow・ox、pork(豚肉)/pig、mutton(羊肉)/sheep、veal(子牛肉)/calf という、英語特有の対立を生んだ。やがて beef は「牛肉」から、口語で「(牛のような)筋肉・力・体格」、さらにアメリカの俗語で「不平・苦情・もめごと」(小さなことに『文句をつける』イメージ)へと広がり、動詞 beef up(肉づきをよくする→補強する・強化する)も生まれた。複数形は、牛肉では不可算だが、「肉牛」の意味では古風な beeves も使われる。
bos / bovis
「牛」
「牛」
ラテン語
boef
「雄牛」
「雄牛」
古フランス語
beef
「牛肉/力/不平」
「牛肉/力/不平」
英語
💬 beef を使った頻出表現
roast beef
ローストビーフ
ground beef
牛ひき肉(米)
beef up ~
〜を補強・強化する
have a beef with ~
〜に不満がある
beef cattle
肉牛
Where's the beef?
(中身は?)肝心なものはどこ?
🧩 確認クイズ
Q1. beef の中心の意味は?
A 豚肉 B 牛肉 C 鶏肉 D 羊肉
A 豚肉 B 牛肉 C 鶏肉 D 羊肉
Q2. beef up ~ の意味は?
A 〜を捨てる B 〜を売る C 〜を補強・強化する D 〜を冷やす
A 〜を捨てる B 〜を売る C 〜を補強・強化する D 〜を冷やす