abrogate
動詞- 1 【動詞】(法律・条約を)廃止する、撤廃する 公的・正式に。
- 2 【動詞】(権利・責任を)放棄する、無効にする abrogate responsibility。
💡 ab-「離す」+rogare「(法を)提案する」=「定めた法を取り去る」。
| 語 | 意味 | 成り立ち |
|---|---|---|
| abrogate | 廃止する | ab 離す+rogare |
| interrogate | 尋問する | inter 間で+尋ねる |
| prerogative | 特権 | prae 先に+(票を)求める |
ラテン語 abrogare「(法を)廃止する」= ab-「離れて・除いて」+ rogare「求める・尋ねる・(法案を)提案する」。古代ローマでは法律は民会に rogare(提案して可決を「求める」)ことで成立したので、その反対に「定めた法を取り去る=廃止する」のが ab-rogare だった。鍵の rogare / -rogate(求める・尋ねる)は英語に豊かな語族を残し、interrogate(interrogate=(間に立って尋ねる=)尋問する)、prerogative(prerogative=(最初に投票を求められる=)特権)、arrogate(arrogate=(自分へ求める=)不当に主張する)、arrogant(arrogant=(自分に多くを求める=)横柄な)、derogate(derogate=(下へ取り去る=)(価値を)損なう)、surrogate(surrogate=(代わりに求められる=)代理(母))、prorogue(prorogue=(議会を)閉会する)、supererogatory(supererogatory=義務以上の)がみな「求める・尋ねる」を核に持つ。abrogate は権限ある者が公的な取り決めを正式に取り消す硬い語で、abrogate a treaty / law / agreement / right(条約/法律/協定/権利を廃止する)、abrogate responsibility / a duty(責任/義務を放棄する)のように使う。よく似た abdicate(abdicate=(地位を)退く・放棄する)、arrogate(不当に主張する)とは意味が逆方向なので注意。類義に repeal(repeal=(法を)廃止する)、revoke(revoke=撤回する)、annul(annul=無効にする)、nullify(nullify=無効にする)、rescind(rescind=取り消す)。反対は enact(enact=(法を)制定する)、establish(establish=制定する)。「定めた法を、求めて逆に取り去る」が abrogate の核。
「求める・(法を)提案する」
「離して取り去る」
「廃止する・撤廃する」
A 条約を結ぶ B 条約を廃止・破棄する C 条約を延長する D 条約を翻訳する
A interrogate(尋問する) B rotate(回転する) C rough(粗い) D rogue(悪党)