abeyance
名詞発音:/əˈbeɪəns/(アベイアンス)
英検1級
CEFR C1
状態・法律
一時停止・保留・未決定の状態
📖 主な意味
- 1 【名詞】(一時的な)停止、中断、保留 in abeyance の形。
- 2 【名詞】(権利などの)未決定の状態 法律用語。
💡 使い方・例文
① 保留中である
be in abeyance。
The project is currently in abeyance due to lack of funds.
その計画は資金不足のため、現在保留中だ。
② 一時保留にする
hold ~ in abeyance。
The decision was held in abeyance until further notice.
その決定は追って通知があるまで保留にされた。
⚠️ ほぼ in abeyance の形で使う硬い語。「一時的に止まっている」。
💡 a(〜へ)+baer「口を開ける」=「結末を口を開けて待つ状態」。
💡 a(〜へ)+baer「口を開ける」=「結末を口を開けて待つ状態」。
🔍 比較
batare(口を開ける)の仲間
| 語 | 意味 | 成り立ち |
|---|---|---|
| abeyance | 保留・一時停止 | a〜へ+baer 口を開ける |
| bay window | 張り出し窓 | 口を開けた開口部 |
| at bay | 追い詰められて | 吠え立てる状況 |
🌱 語源
古フランス語 abeance「期待・待ち望み」に由来し、a-「〜へ」+ baer「口を開ける・あこがれる・じっと待ち望む」(俗ラテン語 batare「あくびする・口をぽかんと開ける」)からできた。もとは法律で「(相続人や所有者が決まらず)権利の帰属を口を開けて待っている宙ぶらりんの状態」を指し、そこから一般に「一時停止・保留・未決定」を表すようになった。鍵の batare(口を開ける)は、英語の bay(bay=(口を開けた入り江・張り出し窓/(犬が口を開けて)吠える)、句動詞的な at bay(追い詰められて。猟犬に吠えたてられる獲物のイメージ)、abash(abash=(あんぐりさせる=)うろたえさせる)とも縁がある、ちょっと珍しい「ぽかんと口を開ける」の語族。abeyance は日常語ではなく、行政・法律・ビジネスなど硬い文脈で、ほぼ決まり文句として使う:be / remain in abeyance(保留中である)、hold / leave / keep ~ in abeyance(〜を一時保留にする)、fall into abeyance((慣行などが)すたれる・使われなくなる)。類義に suspension(suspension=停止)、dormancy(dormancy=休眠状態)、latency(latency=潜伏)、limbo(limbo=宙ぶらりん)、hold(保留)。反対は operation(実施中)、continuation(continuation=継続)。「結末を口を開けて待つ、宙ぶらりんの一時停止」が abeyance の核。
batare
「口を開ける・あくびする」
「口を開ける・あくびする」
俗ラテン語
a + baer → abeance
「口を開けて待ち望む」
「口を開けて待ち望む」
古フランス語
abeyance
「一時停止・保留」
「一時停止・保留」
現代英語
📝 頻出フレーズ・同語根
be in abeyance
保留中である
hold ~ in abeyance
〜を一時保留にする
fall into abeyance
(慣行が)すたれる
bay / at bay
入り江・吠える/追い詰められて(同語根)
suspension / limbo(類義)
停止/宙ぶらりん
🧩 確認クイズ
Q1. The project is in abeyance. の意味として正しいものはどれ?
A 計画は順調に進行中だ B 計画は一時保留中だ C 計画は完了した D 計画は失敗した
A 計画は順調に進行中だ B 計画は一時保留中だ C 計画は完了した D 計画は失敗した
Q2. abeyance の語源 baer(口を開ける)と同根なのはどれ?
A obey(従う) B able(できる) C bay(吠える・入り江) D buy(買う)
A obey(従う) B able(できる) C bay(吠える・入り江) D buy(買う)