Quinquagesima
固有名詞(教会暦)発音:/ˌkwɪŋkwəˈdʒɛsɪmə/(クィンクアジェシマ)
キリスト教
教会暦
ラテン語由来
専門用語
四旬節が始まる直前の日曜(灰の水曜日の前の日曜・復活祭の約50日前)
📖 主な意味
- 1 【名詞】四旬節が始まる直前の日曜 この日のすぐ後に灰の水曜日が来て四旬節(Lent)が始まる。Quinquagesima Sunday とも呼ばれる。
- 2 【名詞】復活祭の約50日前の日曜 復活祭からおよそ50日さかのぼった位置にあることが名称の由来。Shrove Sunday とも呼ばれる。
- 3 【語義】ラテン語で「50番目」 quinquagesimus(50番目の)が直接の語源。基数 quinquaginta(50)から作られた序数。
- 4 【位置づけ】四旬節準備期間の最後の日曜 Septuagesima・Sexagesima に続く準備期間の締めくくりにあたり、翌週から本格的な節制に入る。
💡 使い方・例文
① 四旬節直前の日曜として(教会暦の用語)
灰の水曜日の前の日曜を指して使う。この日を境に節制の準備が整う。
Quinquagesima Sunday falls right before Ash Wednesday.
クィンクアジェシマ・サンデーは灰の水曜日の直前にあたる。
② 復活祭の約50日前を示すものとして
名称が示すとおり、復活祭からおよそ50日さかのぼった位置にあることを説明する文脈で使う。
Quinquagesima is about fifty days before Easter.
クィンクアジェシマは復活祭のおよそ50日前である。
③ 「50番目」という語義として
語源を説明する文脈で、ラテン語の序数「50番目」を表す語であることに触れる。
The name Quinquagesima comes from the Latin word for "fiftieth".
Quinquagesima という名はラテン語の「50番目」に由来する。
⚠️ 日常会話ではほぼ使われない教会暦の専門語。一般的な英語では Lent(四旬節)周辺の語を使う。
💡 似た語尾の Quadragesima(40番目=四旬節そのもの)と混同しないこと。Quinqua-=50、Quadra-=40。
💡 似た語尾の Quadragesima(40番目=四旬節そのもの)と混同しないこと。Quinqua-=50、Quadra-=40。
🔍 比較
四旬節前後の日曜(古い教会暦の序列)
| 語 | 意味(ラテン語の数) | 位置づけ |
|---|---|---|
| Septuagesima | 70番目 | 四旬節の準備期間に入る最初の日曜(3週前) |
| Sexagesima | 60番目 | その次の日曜(2週前) |
| Quinquagesima | 50番目 | 四旬節が始まる直前の日曜 |
| Quadragesima | 40番目 | 四旬節の第1日曜・四旬節そのもの |
🏛 語源・歴史
ラテン語 quinquagesimus(50番目の)が直接の語源で、その元は基数 quinquaginta(50)。quinque(5・五)+ -ginta(×10を表す接尾辞)から成り「5×10=50」を表す。この日曜が復活祭の約50日前にあたることから「50番目」と呼ばれるようになった。同じ系列の Quadragesima(40番目)・Sexagesima(60番目)・Septuagesima(70番目)とともに、四旬節へ向かう日曜を数で示す古い命名法の一つである。
quinquaginta
「50」
「50」
ラテン語(基数)
quinquagesimus
「50番目の」
「50番目の」
ラテン語(序数)
Quinquagesima
教会ラテン語(四旬節直前の日曜)
💬 頻出表現
Quinquagesima Sunday
四旬節直前の日曜
the Sunday before Lent
四旬節の前の日曜
before Ash Wednesday
灰の水曜日の前に
about fifty days before Easter
復活祭の約50日前
Shrove Sunday
告解の日曜(別称)
the pre-Lenten season
四旬節前の期間
to prepare for Lent
四旬節に備える
🧩 確認クイズ
Q1. Quinquagesima のラテン語での意味として正しいものはどれ?
A 40番目 B 50番目 C 60番目 D 70番目
A 40番目 B 50番目 C 60番目 D 70番目
Q2. Quinquagesima が指す日曜の位置として正しいものはどれ?
A 四旬節が始まる直前の日曜 B 四旬節の第1日曜 C 復活祭当日 D クリスマス前の日曜
A 四旬節が始まる直前の日曜 B 四旬節の第1日曜 C 復活祭当日 D クリスマス前の日曜