英語の句読点を覚えよう

英語では、:(コロン)、;(セミコロン)、,(カンマ)、.(ピリオド)を使い分けます。
次の4つを覚えれば大丈夫です。
コロン =「これから説明します」
セミコロン =「近い2文を強めにつなぐ」
カンマ =「ちょっと区切る」
ピリオド =「文はここで終わり」

これだけは覚えよう

: (コロン)は「これから説明」、  ; (セミコロン)は「近い2文をつなぐ」、  , (カンマ)は「少し区切る」、  . (ピリオド)は「文の終わり」です。

:
これから説明・例・リストを出します
;
関係の深い2つの文をつなぎます
,
短く区切る・並べる・導入を切る
.
1つの文が終わります
まずは下の4つのカードだけ見ればOK
:

コロン

「今から説明するよ」「次に大事なことを言うよ」という合図です。

覚え方:これから説明!
簡単な例文
I need two things: a pen and paper. 私は2つ必要です。ペンと紙です。
;

セミコロン

ピリオドほど切らないけれど、カンマよりは強く区切りたいときに使います。

覚え方:近い2文をつなぐ!
簡単な例文
I was tired; I went to bed. 私は疲れていました。だから寝ました。
,

カンマ

「少し休む」「いくつか並べる」「文の最初の言葉を区切る」ときによく使います。

覚え方:ちょっと区切る!
簡単な例文
After school, I played soccer. 放課後、私はサッカーをしました。
.

ピリオド

文の終わりです。日本語の「。」のような役割だと思えばOKです。

覚え方:ここで終わり!
簡単な例文
She likes music. 彼女は音楽が好きです。

最初にこれだけ分かればOK

4つの句読点の違いを一覧で確認

まずは「何のために使うのか」を大きくつかみましょう。 1つずつ細かく覚える前に、役割の違いをざっくり見るとかなり分かりやすくなります。

記号 名前 ひとことで言うと よく使う場面 例文
: コロン これから説明・例・リスト 大事な説明、列挙、まとめ I need three things: a pen, a notebook, and a bag.
; セミコロン 関係の近い2文をつなぐ and や but を使わずにつなぐとき I was tired; I went to bed early.
, カンマ ちょっと区切る 並べる、導入語の後、接続詞の前 After dinner, we watched TV.
. ピリオド 文を終える ふつうの文の最後 She likes music.

コロン : の使い方

コロンは「ここから先に説明が来ます」というサインです。 特に、リスト・説明・言いかえの前で使うと覚えると分かりやすいです。

:コロンは「これから説明します」

ルール1: 前の部分が、ある程度それだけで意味の通る文になっていると使いやすいです。
例:I have one dream: to study abroad.
ルール2: リストの前でよく使います。
例:I bought three things: apples, bread, and milk.
ルール3: 説明や言いかえの前にも使えます。
例:He had only one goal: to win.
コロンは、ただの「区切り」ではなく、「このあと大事な説明が来るよ」という感じです。
使い方 説明
リストの前 何かを並べる前に使う I need these items: a pencil, an eraser, and paper.
説明の前 前の内容を後ろでくわしく言う There is one problem: I have no time.
まとめの前 結論や言いかえを出す She made the right choice: she apologized.

コロンの良い例・気をつけたい例

GOOD I bought three things: apples, bread, and milk.
GOOD He had one wish: to see his family again.
注意 I bought: apples, bread, and milk.
上の注意例は、前が「I bought」だけで止まっていて、目的語「何を」が抜けています。
目的語は区切らずに I bought three things: のように、書く形で覚えてください。

セミコロン ; の使い方

セミコロンは、ピリオドよりは近く、カンマよりは強く切る記号です。 一番よく出るのは、意味の近い2つの文をつなぐ使い方です。

;セミコロンは「近い2文をつなぐ」

ルール1: それぞれが1文として成り立つもの同士をつなぎます。
例:I was hungry; I made a sandwich.
ルール2: and / but / so などを使わずに、関係の深い文をつなげたいときに便利です。
例:The test was hard; everyone looked serious.
ルール3: カンマが多い長いリストを、見やすく分けるときにも使えます。
例:We visited Tokyo, Japan; Seoul, Korea; and Bangkok, Thailand.
セミコロンの左右は、まず「1文」になっているかを確認すると失敗しにくいです。
使い方 説明
近い2文をつなぐ 内容がつながっている2文を強めにつなぐ I was tired; I went to bed early.
対比を見せる 意味の違う2文を並べる He likes math; she prefers English.
長いリストを分ける 中にカンマがある項目を分かりやすく区切る Our guests came from Osaka, Japan; Paris, France; and Lima, Peru.

セミコロンの良い例・気をつけたい例

GOOD I studied hard; I passed the test.
GOOD The room was quiet; everyone was concentrating.
注意 I studied hard; because I wanted to pass.
「because I wanted to pass」は、それだけでは1文になりません。 セミコロンのあとにも、まずは1文を置くようにしましょう。

カンマ , の使い方

カンマは、英語でいちばんよく見る区切りです。 ただし、何でもカンマでつなげばよいわけではありません。 「少し止まる」「並べる」「前置きのあとを区切る」と覚えると分かりやすいです。

,カンマは「ちょっと区切る」

ルール1: 3つ以上のものを並べるときに使います。
例:I like soccer, music, and movies.
ルール2: 文の最初にある短い前置きのあとに使います。
例:After school, I went to the library.
ルール3: and / but / so などで2つの文をつなぐとき、その前に使うことがあります。
例:I was tired, so I went home.
ルール4: でも、2つの文をカンマだけでつなぐのは基本的にNGです。
例:× I was tired, I went home.
カンマは便利ですが、強さは弱めです。2つの文をつなぐなら、接続詞やピリオド、セミコロンを使い分けます。
使い方 説明
並べる もの・人・考えを複数ならべる I bought eggs, milk, and bread.
導入のあと After school や In the morning のあと In the morning, I drink coffee.
接続詞の前 2つの文を and, but, so でつなぐ前 She was busy, but she helped me.
呼びかけ 相手の名前を区切る Thank you, Tom.

カンマの良い例・気をつけたい例

GOOD After dinner, we watched TV.
GOOD She was tired, but she kept studying.
注意 She was tired, she kept studying.
上の注意例は、カンマだけで2文をつないでいるのでよくない形です。
正しくは次のように直せます。
She was tired, but she kept studying.
She was tired. She kept studying.
She was tired; she kept studying.

ピリオド . の使い方

ピリオドは一番シンプルです。 「1つの文がここで終わります」と伝える記号です。

.ピリオドは「文の終わり」

ルール1: ふつうの英文の最後に置きます。
例:I play tennis.
ルール2: 文をはっきり分けたいときに使います。
例:I was tired. I went to bed.
ルール3: 長くなりすぎる文は、ピリオドで切ると読みやすくなります。
例:The movie was interesting. I want to watch it again.
英語を書くときに迷ったら、まずはピリオドで文を分けると安全です。
使い方 説明
文の終わり 言い切り文の最後につける She likes dogs.
文を分ける 2つの内容をはっきり分ける I was busy. I could not go.
読みやすくする 長文を短く切って分かりやすくする He studied hard. He passed the exam.

ピリオドの良い例・気をつけたい例

GOOD I like music.
GOOD We arrived late. The class had started.
注意 I like music. and sports.
ピリオドのあとには、新しい文が始まります。なので、次はふつう 大文字 で始めます。
正しくは I like music. And I like sports. または I like music and sports. です。

一発で見分けるコツ

どの記号を使うか迷ったときは、次の日本語イメージに置きかえると判断しやすいです。

こんな気持ち 使う記号 考え方
これから説明する : コロン
近い2文を、少し強くつなぎたい ; セミコロン
少しだけ区切りたい , カンマ
文を終わらせたい . ピリオド

覚え方の合言葉

コロンは「これから説明」
セミコロンは「近い2文をつなぐ」
カンマは「ちょっと区切る」
ピリオドは「ここで終わり」

よくあるミスまとめ

初心者が特に間違えやすいポイントを、正しい形といっしょに見ておきましょう。

ミスしやすい形 どこが問題? 直し方
I bought: apples and bread. コロンの前が短すぎて、説明の前置きとして弱い I bought two things: apples and bread.
I was tired; because I studied all night. セミコロンの後ろが1文になっていない I was tired because I studied all night.
I was tired; I had studied all night.
I was hungry, I ate lunch. カンマだけで2文をつないでいる I was hungry, so I ate lunch.
I was hungry. I ate lunch.
I was hungry; I ate lunch.
She likes dogs. and cats. ピリオドのあとに新しい文として始めていない She likes dogs and cats.
She likes dogs. And she likes cats.

よくある質問

Q. コロンとセミコロンは、どちらも「強い区切り」ですか?
はい。ただし役割は違います。
コロンは「このあと説明・例・リストが来る」合図です。
セミコロンは「意味の近い2つの文をつなぐ」役割です。
Q. カンマとピリオドで迷ったらどうすればいいですか?
迷ったら、まずはピリオドで文を分けるのが安全です。
カンマは便利ですが、使いすぎると文が分かりにくくなります。
Q. セミコロンは中学・高校英語でも大事ですか?
ふだんの短い英作文では頻度は高くありませんが、長文読解や英文を書く場面では意味が分かるとかなり読みやすくなります。
最後に4つをまとめて確認
記号 名前 役割 超シンプルな覚え方
: コロン 説明・例・リストの前 これから説明!
; セミコロン 関係の近い2文をつなぐ 近い2文をつなぐ!
, カンマ 少し区切る・並べる ちょっと区切る!
. ピリオド 文の終わり ここで終わり!

英語の句読点 ひと目で分かる一覧
記号 意味
: これから説明・例・リストを出す I need three things: a pen, a notebook, and a bag.
; 関係の深い2文をつなぐ I was tired; I went to bed early.
, 少し区切る、並べる、導入を切る After dinner, we watched TV.
. 文の終わり She likes music.

句読点ごとの使い分け早見表
こんなとき 使う記号 ポイント
これから説明したい : 前にある程度まとまった内容を書く
意味の近い2つの文をつなぎたい ; 左右とも1文になるか確認する
少し区切りたい , 並べる・導入語のあと・接続詞の前でよく使う
文を終わらせたい . 迷ったらまずピリオドで切ると安全



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