ぜひ
標準現代仮名遣い:ぜひ / 読み:ゼヒ
名詞
是非・善悪/よしあしの判断
📖 意味
-
1
よいことと悪いこと・善悪・道理の当否 是(正しい)と非(誤り)。物事のよしあし
-
2
(「是非なし」の形で)どうしようもない・やむを得ない 是非を論じる余地がない
📜 出典・例文
事の是非を明らむ。
訳物事のよしあし(善悪)を明らかにする。
今は是非なし。
訳今はどうしようもない(やむを得ない)。
⚠️ 識別・注意点
『是(正しい)と非(誤り)=善悪・よしあし』の名詞。「是非を論ず」で善悪を議論する意。連語「是非なし」は『是非を論じる余地もない=どうしようもない・やむを得ない』で頻出。現代語の副詞『ぜひ(必ず)』とは別。
🧠 覚え方・ゴロ
「“是(ぜ)”=正しい/“非(ひ)”=誤り=善悪」と、是と非で覚える。
🏛 語源・成り立ち
漢語「是(正しい)+非(誤り)」で、物事の善悪・当否を表す。「是非なし」でやむを得ない意にも。
🔗 関連語・対義語
ぜひなしどうしようもない・やむを得ない
ことわり道理・当否
❓ よくある質問
Q. 「是非なし」はどう訳す?
『是非を論じる余地もない=どうしようもない・やむを得ない』と訳します。事態が決まってしまい、善悪を議論しても仕方がない状況を表します。
Q. 現代語「ぜひ」と同じ?
違います。現代語の副詞「ぜひ(必ず・きっと)」ではなく、古文では名詞『善悪・よしあし』が中心です。混同しないよう注意しましょう。
🧩 確認クイズ
Q1. 「事の是非を明らむ」の意味は?
A 物事の善悪(よしあし)を明らかにする B 必ず物事を行う C 物事を忘れる D 物事を急ぐ
A 物事の善悪(よしあし)を明らかにする B 必ず物事を行う C 物事を忘れる D 物事を急ぐ
Q2. 「是非なし」の意味は?
A どうしようもない・やむを得ない B ぜひとも必要だ C 善悪がはっきりする D 議論が続く
A どうしようもない・やむを得ない B ぜひとも必要だ C 善悪がはっきりする D 議論が続く