ゆゑ

重要
現代仮名遣い:ゆえ / 読み:ユエ
名詞(故)
名詞 頻出 多義 接続助詞的用法

理由・わけ/由緒・いわれ/風情・趣

📖 意味

  1. 1
    理由、わけ、原因 中心義。『〜ゆゑ(に)』で『〜ので・〜のために』、時に逆接『〜のに』。
  2. 2
    由緒、いわれ、来歴、家柄 由緒ある・格式の意。『ゆゑある=由緒がある・訳がありそうだ』。
  3. 3
    風情、趣、風流 『ゆゑあり=風情がある・奥ゆかしい』のように趣を表す。

📜 出典・例文

ゆゑある家の、木立もの古りて、

由緒ありそうな(風情のある)家で、木立も古びていて、※用法確認用の例文。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

漢字『故』。《理由・わけ》が基本で、《由緒・いわれ・家柄》《風情・趣》の意が古文では重要。『ゆゑある』は『由緒がある・風情がある・訳がありそうだ』。『〜(が)ゆゑに』は順接『〜ので』だが、逆接『〜のに』になる場合もあるので文脈に注意。

🧠 覚え方・ゴロ

「故(ゆゑ)」=理由(わけ)/由緒(いわれ)/風情。“ゆゑある”=訳あり・趣あり。

🏛 語源・成り立ち

『故(ゆゑ)』は原因・由来を表す名詞。理由から、由緒・来歴、さらに趣・風情へと意味が広がった。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「ゆゑある」はどう訳しますか?

『由緒がある・風情がある・訳がありそうだ』です。家・人・物事に奥ゆかしい趣や来歴があることを表します。

Q. 「〜ゆゑに」は必ず順接ですか?

多くは順接『〜ので』ですが、文脈により逆接『〜のに』になる場合もあります。前後関係で判断します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「ゆゑある住まひ」の「ゆゑ」の意味として最適なものは?
A 理由だけ    B 由緒・風情    C 身分    D 値段
Q2. 「ゆゑ」の漢字表記は?
A 故    B 縁    C 所以のみ    D 由井
← 古文・古典合格メニューへもどる