よどむ
標準現代仮名遣い:よどむ / 読み:ヨドム
動詞・マ行四段活用
よどむ・とどこおる・ためらう
📖 意味
-
1
(水が)よどむ・流れずにたまる・にごる «中心義»水が停滞する。現代語に残る。
-
2
とどこおる・はかどらない・停滞する 物事が進まない。
-
3
(言葉・動作が)つかえる・ためらう・すらすらいかない 「言ひよどむ」で「言いよどむ」。
📜 出典・例文
ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは……
訳流れゆく川の流れは絶えることがなく、それでいてもとの水ではない。よどみ(の水面)に浮かぶ水の泡は……
言ひよどみて、言葉つづかず。
訳言いよどんで、言葉が続かない。
⚠️ 識別・注意点
「水がよどむ(流れずたまる)」が中心で、「物事がとどこおる」「言葉・動作がつかえる・ためらう」へ広がる。方丈記の「よどみに浮かぶうたかた」が有名。「言ひよどむ(言いよどむ)」の複合でも用いる。現代語に残る。
🧠 覚え方・ゴロ
流れず「淀(よど)む」——よどむ=とどこおる・ためらう。
🏛 語源・成り立ち
「淀(よど)む」。流れが止まってたまる意から、停滞・ためらいへ。
🔗 関連語・対義語
とどこほるとどこおる・つかえる
たゆたふ揺れ動く・ためらう
❓ よくある質問
Q. 「言ひよどむ」はどう訳す?
「言いよどむ・言葉につかえる・言いかけてためらう」と訳します。すらすら言えずに口ごもるさまを表します。
🧩 確認クイズ
Q1. 「言ひよどみて、言葉つづかず」の「よどみ」の意味は?
A 言い切って B 言いよどんで・つかえて C 叫んで D 黙って
A 言い切って B 言いよどんで・つかえて C 叫んで D 黙って
Q2. 方丈記で「よどみに浮かぶ」ものは?
A 花 B うたかた(水の泡) C 月 D 舟
A 花 B うたかた(水の泡) C 月 D 舟