よばふ

標準
現代仮名遣い:よばう / 読み:ヨバウ
動詞・ハ行四段活用
行動 恋愛

呼び続ける/言い寄る・求婚する

📖 意味

  1. 1
    何度も呼ぶ・呼び続ける・呼びかける «原義»「呼ぶ」+反復の「ふ」。
  2. 2
    (女に)言い寄る・求婚する・求愛する «中心義»男が女に求婚する。名詞「よばひ(婚ひ)」。

📜 出典・例文

名を呼ばひて、答へを待つ。

名を何度も呼んで、返事を待つ。

──『例文』
多くの男(をのこ)、この女をよばふ。

多くの男が、この女に求婚する。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「呼ぶ」+反復・継続の「ふ」で「呼び続ける」が原義。そこから、男が女に「言い寄る・求婚する」意へ(当時の求婚は女の名を呼び歌を贈ることから)。名詞「よばひ(婚ひ=求婚)」も重要。竹取物語の求婚譚などで用いる。

🧠 覚え方・ゴロ

名を「呼(よ)ばふ」=呼び続ける→求婚する——よばふ。

🏛 語源・成り立ち

「呼ぶ」+反復・継続の助動詞「ふ」。呼び続ける意から、求婚する意へ。

🔗 関連語・対義語

けさうす恋い慕う・懸想する かよふ通う・行き来する

❓ よくある質問

Q. 「よばふ」が「求婚する」意になるのはなぜ?

当時の求婚は、男が女の名を呼び、歌を贈って求愛することから始まりました。「呼び続ける(よばふ)」ことが求婚を意味するようになり、名詞「よばひ(婚ひ)」も生まれました。

🧩 確認クイズ

Q1. 「多くの男、この女をよばふ」の「よばふ」の意味は?
A この女を避ける    B この女に求婚する    C この女を叱る    D この女を助ける
Q2. 「よばふ」の名詞形は?
A よばひ    B よはひ    C よすが    D よそひ
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