重要
現代仮名遣い:よ / 読み:ヨ
名詞
名詞 頻出 恋愛

世の中・時世/男女の仲・夫婦生活/一生/治世

📖 意味

  1. 1
    世の中・世間・俗世 «中心義»人の住む世界。「世を捨つ(出家する)」「世をのがる(遁世する)」。
  2. 2
    時世・時代・治世・御代(みよ) 「世を治む」「花の御代(栄えた治世)」。
  3. 3
    男女の仲・夫婦生活・結婚生活 «要注意»「よのなか(男女の仲)」「世を経(ふ)(夫婦として過ごす)」。
  4. 4
    一生・生涯・存命中 「世にある間(生きている間)」。

📜 出典・例文

世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし。

世の中にまったく桜がなかったならば、春を過ごす人の心はのどかであっただろうに。

──『古今和歌集(伊勢物語)』
うき世を厭ひて、世を捨てけり。

つらい俗世をいとって、出家した。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「世の中・時世・治世・男女の仲・一生」と極めて多義。「世を捨つ・世をのがる・世をそむく(出家する・遁世する)」「よのなか(世の中/男女の仲)」「世を経(ふ)(夫婦として暮らす)」が頻出。同音「夜(よ)」との区別も文脈で。「世」を含む慣用は最重要。

🧠 覚え方・ゴロ

「世(よ)」=世の中・時世・男女の仲・一生。

🏛 語源・成り立ち

「世(よ)/代(よ)」。人の住む世界、続いていく時代の意。「男女の仲」「一生」へも広がる。

🔗 関連語・対義語

よのなか世の中・男女の仲 そむくそむく・出家する

❓ よくある質問

Q. 「世を捨つ」はどう訳す?

「出家する・俗世を捨てて仏門に入る」と訳します。「よ(世)」=俗世で、それを「捨つ・のがる・そむく」で出家・遁世を表す頻出表現です。

🧩 確認クイズ

Q1. 「うき世を厭ひて、世を捨てけり」の「世を捨つ」の意味は?
A 旅に出る    B 出家する    C 亡くなる    D 結婚する
Q2. 古文の「よ(世)」の意味に含まれないものは?
A 世の中    B 男女の仲    C 一生    D 財産
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