やつる

重要
現代仮名遣い:やつれる / 読み:ヤツル
動詞・ラ行下二段活用
頻出 出家 自他動詞

やつれる・目立たなくなる・出家する

📖 意味

  1. 1
    やせ衰える・やつれる 病気・心労で容姿が衰える。現代語に残る。
  2. 2
    目立たない地味な姿になる・みすぼらしくなる 自然にそうなる自動詞。
  3. 3
    出家する・僧形になる 「やつす」と同様、出家を表す。

📜 出典・例文

もの思ひに、いたくやつれたまへり。

もの思いのために、ひどくやつれていらっしゃる。

──『例文』
狩衣(かりぎぬ)姿にやつれて、忍びありく。

狩衣姿の目立たない身なりになって、こっそり出歩く。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

自動詞・ラ行下二段。他動詞「やつす(目立たなくする・出家させる)」と対をなす。「やせ衰える」「地味な姿になる」「出家する」を文脈で判断。連体形「やつるる」に注意。

🧠 覚え方・ゴロ

自然に「窶(やつ)れる」——やつる=やつれる・地味になる(自動詞)。

🏛 語源・成り立ち

「窶(やつ)る」。はでさが失われ目立たなくなる意。「やつす」の自動詞形。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「やつる」と「やつす」の違いは?

「やつる」は自動詞(下二段)で「やつれる・地味になる」、「やつす」は他動詞(四段)で「目立たなくする・出家する」です。自他対応で覚えましょう。

🧩 確認クイズ

Q1. 「もの思ひに、いたくやつれたまへり」の「やつれ」の意味は?
A 太った    B やせ衰えた    C 喜んだ    D 眠った
Q2. 「やつる」に対応する他動詞は?
A やむ    B やつす    C やる    D やく
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