やすらふ

重要
現代仮名遣い:やすらう / 読み:ヤスラウ
動詞・ハ行四段活用
頻出 行動 和歌

ためらう・立ち止まる・休む

📖 意味

  1. 1
    ためらう・ぐずぐずする・躊躇する 心が決まらず迷う。中心義。
  2. 2
    立ち止まる・その場にとどまる 進もうとして足を止める。
  3. 3
    休息する・休む・くつろぐ 「休(やす)」の原義。

📜 出典・例文

やすらはで寝なましものを、さ夜ふけて、かたぶくまでの月を見しかな。

(来ないと分かっていたら)ためらわずに寝てしまえばよかったのに、夜が更けて、西に傾くまでの月を見てしまったことよ。

──『後拾遺和歌集(百人一首)』
門のもとにやすらひて、ためらふ。

門のところに立ち止まって、ためらう。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「休(やす)」を語源としつつ、実際の入試では「ためらう・ぐずぐずする」の意が最頻出。百人一首「やすらはで寝なましものを」は「ためらわずに寝てしまえばよかったのに」の意で頻出。「休む」の意だけで訳さないこと。

🧠 覚え方・ゴロ

「休(やす)」んで足踏み——やすらふ=ためらう・立ち止まる。

🏛 語源・成り立ち

「安(やす)ら」+「ふ」。心身を落ち着けようとして足を止めるさまから、「ためらう」へ。

🔗 関連語・対義語

ためらふためらう・病気が小康を得る たゆたふためらう・揺れ動く

❓ よくある質問

Q. 「やすらふ」は「休む」と訳してよい?

文脈によります。入試では「ためらう・ぐずぐずする」の意が最も多く、「立ち止まる」も頻出です。「休む」の意もありますが、まず「ためらう」を検討しましょう。

🧩 確認クイズ

Q1. 「やすらはで寝なましものを」の「やすらは」の意味は?
A 休まないで    B ためらわないで    C 眠らないで    D 泣かないで
Q2. 「やすらふ」の入試で最も重要な意味は?
A 喜ぶ    B ためらう    C 急ぐ    D 怒る
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