やなぎ

標準
現代仮名遣い:やなぎ / 読み:ヤナギ
名詞
名詞 植物 和歌

柳(春の芽吹き・しなやかさ・別れ)

📖 意味

  1. 1
    柳・柳の木 «中心義»春に芽吹き、枝が糸のように垂れる木。現代語に残る。

📜 出典・例文

浅緑(あさみどり)糸よりかけて白露(しらつゆ)を玉にもぬける春の柳か。

浅緑の糸を(より合わせて)かけたように(枝を垂れ)、白露を玉として貫きとおしたような、春の柳であることよ。

──『古今和歌集』
柳のまゆ、なよよかになびく。

柳の(芽ぐんだ眉のような)葉が、なよなよとなびく。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「柳」は春に芽吹き、細い枝が糸のように垂れてなびく。そのしなやかさ・みずみずしさは、女性の姿や眉(柳眉=りゅうび)にたとえられる。「柳の糸(垂れた枝)」「青柳(あをやぎ)」など。中国では旅立つ人に柳を折って贈った故事から、別れ・送別とも結びつく。現代語に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

しなやかに垂れる「柳(やなぎ)」=女性の姿・別れ。

🏛 語源・成り立ち

「柳(やなぎ)」。春に芽吹く、枝の垂れる木。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「柳の糸」「柳の眉」とは?

「柳の糸」は、糸のように細く垂れた柳の枝のこと。「柳の眉(柳眉)」は、柳の細い葉のような美しい眉のことで、美人の眉の形容に用いられます。柳のしなやかさが女性美にたとえられました。

🧩 確認クイズ

Q1. 「柳」がたとえられる対象として適切なのは?
A 女性の姿・眉    B 武士の勇ましさ    C 老人の白髪    D 岩の堅さ
Q2. 「柳の糸」とは?
A 糸のように垂れた柳の枝    B 柳で作った糸    C 柳の実    D 柳の根
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