やむ

標準
現代仮名遣い:やむ / 読み:ヤム
動詞・マ行四段活用
基本動詞

やむ・終わる・静まる/病気になる(病む)

📖 意味

  1. 1
    (雨・風・音などが)やむ・静まる・とだえる «中心義»続いていたものが終わる。現代語に残る。
  2. 2
    (物事が)終わる・すむ・果てる・そのままになる 「事なくてやむ(無事にすむ)」「言はでやむ(言わずじまいになる)」。
  3. 3
    (「病む」)病気になる・患う・心を痛める «要注意»「胸を病む」「重く病む」。

📜 出典・例文

雨風やみて、空晴れわたる。

雨風がやんで、空が晴れわたる。

──『例文』
重く病みて、起き上がることもえせず。

重い病気になって、起き上がることもできない。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「(雨・風などが)やむ・終わる」が中心。「〜でやむ(〜しないでそのままになる・〜せずじまいになる)」の用法も。同音の「病む(病気になる・心を痛める)」も重要。「やむごとなし(捨てておけない・高貴だ)」の「やむ」は「そのままにする・放置する」の意(別項)。他動詞「やむ(止む=やめる)」もある。現代語に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

雨も物事も「止(や)む」/「病(や)む」=病気になる。

🏛 語源・成り立ち

「止(や)む/病む」。続いていたものが終わる意、また病気になる意。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「言はでやむ」はどう訳す?

「言わないでそのままになる・言わずじまいになる」と訳します。「〜でやむ」で「〜しないで終わる・〜せずじまいになる」という意を表します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「重く病みて、起き上がることもえせず」の「病み」の意味は?
A 疲れて    B 病気になって    C 眠って    D 怒って
Q2. 「雨風やみて」の「やみ」の意味は?
A 雨風がやんで    B 雨風が強まって    C 雨風が始まって    D 雨風を防いで
← 古文・古典合格メニューへもどる