やがて
最重要現代仮名遣い:やがて / 読み:ヤガテ
副詞
そのまま/すぐに(間をおかず)
📖 意味
-
1
そのまま、引き続いて 中心義。状態を変えずに続くさま。
-
2
すぐに、ただちに(間をおかず) 時間をおかずに次の動作が起こるさま。
📜 出典・例文
やがてかけこもらましかば、口惜しからまし。
訳そのまま(門を)掛けて閉じこもってしまったなら、興ざめだっただろう。
⚠️ 識別・注意点
現代語『やがて(しばらくして・そのうち)』で訳すと誤り。古文では《そのまま》《すぐに(間をおかず)》。現代語のように『時間が経ってから』ではなく、むしろ即座・継続の意である点が最重要。
🧠 覚え方・ゴロ
「やがて」=“矢”のように、間をおかず・そのまま。『そのうち』ではない!
🏛 語源・成り立ち
『そのまま・じかに』が原義。時間的な即時性(すぐに)と状態の継続(そのまま)の両方を表した。『そのうち』の意は近世以降の変化。
🔗 関連語・対義語
すなはちすぐに・その時すぐ
さながらそのまま・すべて
❓ よくある質問
Q. 現代語『やがて』と同じですか?
違います。古文では『そのまま』『すぐに(間をおかず)』が中心で、『しばらくして・そのうち』ではありません。
Q. 二つの意味はどう見分けますか?
状態がそのまま続くなら『そのまま』、次の動作が即座に起こるなら『すぐに』が基本です。
🧩 確認クイズ
Q1. 古文「やがて」の意味として最適なものは?
A そのうち・しばらくして B そのまま・すぐに C 決して〜ない D たいそう
A そのうち・しばらくして B そのまま・すぐに C 決して〜ない D たいそう
Q2. 「やがて帰りぬ」の訳として適切なものは?
A そのうち帰った B すぐに帰った C 帰らなかった D 帰りたがった
A そのうち帰った B すぐに帰った C 帰らなかった D 帰りたがった