やどる

標準
現代仮名遣い:やどる / 読み:ヤドル
動詞・ラ行四段活用
基本動詞 和歌

宿泊する・とどまる/(光・露が)やどる

📖 意味

  1. 1
    宿をとる・泊まる・旅寝する «中心義»旅先などで泊まる。
  2. 2
    (ある場所に)とどまる・住む・いる 一時的にとどまる。
  3. 3
    (月・光・露などが)うつる・やどる・とどまる «要注意»和歌で、水や露に光がやどるさま。

📜 出典・例文

野中の清水に、月やどりけり。

野の中の清水に、月(の光)がうつっていた。

──『例文』
その夜は、山寺にやどりぬ。

その夜は、山寺に泊まった。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「泊まる・とどまる」の意のほか、和歌では「(水・露に月や光が)うつる・やどる」の用法が要注意。「露に光やどる」「水に月やどる」など。他動詞「やどす(宿らせる・うつす)」と対をなす。名詞「やどり(宿り)」も。

🧠 覚え方・ゴロ

旅で「宿(やど)る」/露に光が〈やどる〉——やどる。

🏛 語源・成り立ち

名詞「宿(やど)」の動詞形。ある場所に一時とどまる意。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「水に月やどる」はどう訳す?

「水に月(の光)がうつる・やどる」と訳します。「やどる」には、光や露が場所にうつり・とどまるという和歌特有の用法があります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「野中の清水に、月やどりけり」の「やどり」の意味は?
A 月が沈んだ    B 月がうつっていた    C 月が欠けた    D 月が昇った
Q2. 「やどる」に対応する他動詞は?
A やどす    B やむ    C やる    D やく
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