をとめ

標準
現代仮名遣い:おとめ / 読み:オトメ
名詞
名詞 和歌

少女・若い女性/天女・舞姫

📖 意味

  1. 1
    少女・年若い女性・おとめ «中心義»若く未婚の女性。現代語に残る。
  2. 2
    天女・舞姫(五節の舞姫など) «要注意»天上の女性や、宮中の舞を舞う女性。

📜 出典・例文

天つ風雲の通ひ路吹きとぢよ、をとめの姿しばしとどめむ。

空を吹く風よ、雲の中の(天への)通り道を吹き閉ざしておくれ。(天に帰る)舞姫の美しい姿を、もうしばらくここにとどめておきたいから。

──『古今和歌集(百人一首)』
野辺のをとめ、花摘みてあそぶ。

野辺の少女が、花を摘んで遊ぶ。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「若い女性・少女」が中心。特に和歌では「天女・舞姫」を指すことも(百人一首「天つ風〜をとめの姿」は五節の舞姫)。「をとこ(若い男・成人男性)」と対。「をみな(女一般)」より若さを強調する。現代語「乙女」に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

若く清らかな「乙女(をとめ)」=少女・舞姫。

🏛 語源・成り立ち

「をと(若い・みずみずしい)」+「め(女)」。若い女性の意。

🔗 関連語・対義語

をみな女・女性 をとこ若い男・成人男性・夫

❓ よくある質問

Q. 百人一首「をとめの姿」の「をとめ」とは?

五節(ごせち)の舞姫を指します。天女が舞い降りたという伝説になぞらえ、その舞姫の美しい姿をとどめたいと詠んだ歌です。「をとめ」は天女・舞姫の意でも用いられます。

🧩 確認クイズ

Q1. 「野辺のをとめ、花摘みてあそぶ」の「をとめ」の意味は?
A 老女    B 少女    C 男    D 子どもの男
Q2. 和歌で「をとめ」が指すことがあるのは?
A 天女・舞姫    B 武士    C 帝    D 僧
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