ゐる

重要
現代仮名遣い:いる / 読み:イル
動詞ワ行上一段活用(居る/率る)
動詞 頻出 ワ行上一段 同音注意

座る・とどまる・存在する(居る)/引き連れる(率る)

📖 意味

  1. 1
    座る、腰をおろす(居る) 中心義。立つ⇔居る(すわる)。現代語の『いる(存在)』より『すわる』が原義。
  2. 2
    とどまる、じっとしている、存在する(居る) その場に落ち着いているさま。
  3. 3
    引き連れる、伴う(率る) 別語『率る』。『ゐて行く=連れて行く』『率ゐる=ひきいる』。

📜 出典・例文

端近くゐて、月をながむ。

縁側の近くに座って、月をぼんやり眺める。※用法確認用の例文。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

歴史的仮名遣い『ゐる』はワ行上一段活用(ゐ・ゐ・ゐる・ゐる・ゐれ・ゐよ)。『居る=すわる・とどまる』(現代語『いる』より『すわる』が原義)と、別語『率る=引き連れる』(ゐて行く・率ゐる)を区別する。

🧠 覚え方・ゴロ

「居(ゐ)る」=すわる・とどまる/「率(ゐ)る」=引き連れる。ワ行上一段。

🏛 語源・成り立ち

『居る(ゐる)』は『すわる・とどまる』が原義。『率る(ゐる)』は『引き連れる』の別語で、いずれもワ行上一段動詞。

🔗 関連語・対義語

ぐす連れて行く・備わる たつ立つ(居るの対)

❓ よくある質問

Q. 「ゐる(居る)」は現代語『いる(存在)』と同じですか?

近いですが、原義は『すわる・とどまる』です。『立つ』に対して『すわる』を表すことが多い点に注意します。

Q. 「率る(ゐる)」とは?

別語で『引き連れる・伴う』の意です。『ゐて行く=連れて行く』『率ゐる=ひきいる』のように使います。

🧩 確認クイズ

Q1. 「端近くゐる」の「ゐる」の意味は?
A 座る・とどまる    B 引き連れる    C 立ち去る    D 眠る
Q2. 「ゐて行く」の「ゐ(率)」の意味は?
A 座らせる    B 引き連れる    C 見つめる    D 捨てる
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