ゑむ

標準
現代仮名遣い:えむ / 読み:エム
動詞マ行四段
動作語 和歌 表情

ほほえむ/(花が)ほころびる・(実が)熟して割れる

📖 意味

  1. 1
    ほほえむ・にっこりする 声を立てず、顔をほころばせて笑う
  2. 2
    (つぼみが)ほころぶ/(実が)熟して割れる 花や実が開く・割れるさまを笑顔にたとえる

📜 出典・例文

うち笑みて、うなづく。

にっこりほほえんで、うなずく。

──『例文』
梅の花、いまだ笑まず。

梅の花が、まだほころんでいない。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

『ほほえむ(声を立てない微笑)』が中心で、声を立てて笑う「わらふ」と区別される。比喩的に、つぼみが『ほころぶ』・果実が熟して『割れる』さまを笑顔にたとえる。名詞「ゑまひ(笑み)」も。表記「ゑ」に注意(発音エ)。

🧠 覚え方・ゴロ

「“笑(ゑ)む”=ほほえむ/花がほころぶ(笑む)」と、微笑=ほころびで覚える。

🏛 語源・成り立ち

「ゑむ」は、顔をほころばせて笑う意。転じて、花のつぼみや果実が開く・割れるさまにも用いた。

🔗 関連語・対義語

わらふ声を立てて笑う ゑまひほほえみ・笑顔

❓ よくある質問

Q. 「わらふ」との違いは?

「ゑむ」は声を立てずに顔をほころばせる『ほほえむ』、「わらふ」は声を立てて笑う意です。微笑か声を出す笑いかで区別します。

Q. 花や実にも使うのはなぜ?

つぼみが開く・果実が熟して割れるさまを、人の笑顔(顔がほころぶ)にたとえたためです。『花笑む』『栗のいがが笑む』のように用います。

🧩 確認クイズ

Q1. 「うち笑む」の意味は?
A にっこりほほえむ    B 大声で笑う    C 泣き出す    D 怒る
Q2. 「ゑむ」が花・実に使われると?
A ほころぶ・熟して割れる    B 枯れる    C 散る    D 実らない
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