わする

標準
現代仮名遣い:わすれる / 読み:ワスル
動詞・ラ行下二段活用
基本動詞

忘れる・思い出せなくなる/うっかりする

📖 意味

  1. 1
    忘れる・記憶からなくなる・思い出せなくなる «中心義»覚えていたことを失う。現代語に残る。
  2. 2
    (すべきことを)うっかりする・怠る・し忘れる 気にかけなくなる。
  3. 3
    (我・つらさを)忘れる・夢中になる・気が紛れる 「憂きことをわする(つらさを忘れる)」。

📜 出典・例文

昔の約束を、つゆ忘れず。

昔の約束を、少しも忘れない。

──『例文』
花に心をとられて、我を忘る。

花に心を奪われて、我を忘れる(夢中になる)。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

ラ行下二段活用(れ・れ・る・るる・るれ・れよ)で、連体形「わするる」に注意。「忘れる」意が中心。「わすれがたみ(忘れ形見=亡き人・別れた人を思い出すよすが/遺児)」「わすれがたし(忘れられない)」などの関連語も頻出。現代語「忘れる」に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

記憶から「忘(わす)る」——わする=忘れる。

🏛 語源・成り立ち

「忘(わす)る」。覚えていたことが記憶から失われる意。

🔗 関連語・対義語

わすれがたみ忘れ形見・思い出のよすが・遺児 おぼゆ自然と思われる・思い出される

❓ よくある質問

Q. 「わすれがたみ」とは?

「亡き人や別れた人を思い出すよりどころ(形見)」、また「その人の残した子(遺児)」を指します。「忘れがたし(忘れられない)」の心をとどめるものの意です。

🧩 確認クイズ

Q1. 「花に心をとられて、我を忘る」の「忘る」の意味は?
A 思い出す    B 我を忘れる・夢中になる    C 眠る    D 急ぐ
Q2. 「わする」の活用の種類は?
A ラ行四段    B ラ行下二段    C ラ行上二段    D ラ行変格
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