わろし

重要
現代仮名遣い:わろし / 読み:ワロシ
形容詞ク活用
評価語 頻出 程度の段階

よくない・見劣りする(悪いというより劣る)

📖 意味

  1. 1
    よくない、感心しない、好ましくない 中心義。決定的に悪いのではなく、相対的に劣る・不十分だ。
  2. 2
    見劣りする、下手だ、みすぼらしい 他と比べて劣っているさま。

📜 出典・例文

その手はわろし、いま一度書き直せ。

その筆跡はよくない、もう一度書き直せ。※用法確認用の例文。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

良し悪しは4段階で整理:《よし(良い)>よろし(悪くない・まあよい)>わろし(よくない・劣る)>あし(悪い)》。「わろし」は絶対的な『悪』ではなく『相対的に劣る・感心しない』。「あし」との強弱差が問われる。

🧠 覚え方・ゴロ

順に よし → よろし → わろし → あし。“わろし”は下から二番目、まあまあ良くない。

🏛 語源・成り立ち

「悪し(あし)」に対し、程度の軽い否定的評価を表す語。絶対的な悪ではなく、相対的な劣りを言う。

🔗 関連語・対義語

あし悪い(強い否定評価) よろし悪くない・まあよい(相対的な肯定)

❓ よくある質問

Q. 「わろし」と「あし」はどう違いますか?

「あし」は絶対的に『悪い』、「わろし」は相対的に『よくない・劣る』です。強さが違います。

Q. 『よろし』との関係は?

『よろし(まあよい)』の反対側にあたるのが『わろし(よくない)』で、いずれも相対評価の語です。

🧩 確認クイズ

Q1. 評価の強さが『あし』より弱いのはどれ?
A わろし    B ゆゆし    C いみじ    D めでたし
Q2. 古文の評価4段階の順(良→悪)で正しいものは?
A よし→よろし→わろし→あし    B あし→わろし→よろし→よし    C よし→わろし→よろし→あし    D よろし→よし→あし→わろし
← 古文・古典合格メニューへもどる