わぶ

重要
現代仮名遣い:わぶ / 読み:ワブ
動詞バ行上二段活用
動詞 頻出 補助動詞

つらく思う・思い悩む/困り果てる/〜しかねる

📖 意味

  1. 1
    つらく思う、思い悩む、嘆く 中心義。思うにまかせず苦しむさま。
  2. 2
    困り果てる、当惑する、落ちぶれてわびしく暮らす 行き詰まって苦境にあるさま。
  3. 3
    (補助動詞〜わぶ)〜するのに苦労する、〜しかねる、〜しづらい 動詞連用形+『わぶ』。例:待ちわぶ=待ちかねる。

📜 出典・例文

人目もいまはつつみわびぬ。

今はもう人目を気にすることにも堪えきれなくなった(気にしかねるようになった)。※用法確認用の例文。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

本動詞は《つらく思う・思い悩む・困る》。動詞連用形に付く補助動詞『〜わぶ』は《〜しかねる・〜するのがつらい》で頻出(待ちわぶ・思ひわぶ・住みわぶ)。名詞『わび』は閑寂の美(わび・さび)の語源。

🧠 覚え方・ゴロ

「わぶ」=“侘(わ)びしく”思い悩む。連用形+わぶ=“〜しかねる”。

🏛 語源・成り立ち

思うにまかせず気力が沈むさまを表す語。名詞『わび』は中世以降、閑寂を味わう美意識『わび・さび』へと洗練された。

🔗 関連語・対義語

わびしつらい・さびしい・興ざめだ こころうつらい・情けない(形容詞『心憂し』)

❓ よくある質問

Q. 補助動詞『〜わぶ』はどう訳しますか?

『〜しかねる・〜するのがつらい・〜しづらい』です。例:待ちわぶ=待ちかねる、住みわぶ=住みづらく思う。

Q. 『わび・さび』と関係ありますか?

はい。『わぶ』の名詞形『わび』が、中世以降に閑寂を味わう美意識へと発展しました。

🧩 確認クイズ

Q1. 「待ちわぶ」の意味として最適なものは?
A 待ちかねる・待ちあぐねる    B 待つのをやめる    C 喜んで待つ    D 急いで待つ
Q2. 本動詞「わぶ」の中心的な意味は?
A つらく思う・思い悩む    B 大声で騒ぐ    C 評判になる    D 端正だ
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