うつくし
最重要現代仮名遣い:うつくし / 読み:ウツクシ
形容詞シク活用
(小さいものが)かわいい・いとしい
📖 意味
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1
かわいい、いとしい 小さいもの・幼いものへの愛情。中心義で「美しい」ではない点が最重要。
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2
いつくしみ深い、立派だ 後世になると現代語「美しい」の意に近づく。
📜 出典・例文
うつくしきもの。瓜にかきたるちごの顔。すずめの子の、ねず鳴きするに躍り来る。
訳かわいらしいもの。瓜に描いた幼児の顔。すずめの子が、ねずみの鳴きまねをすると躍るように寄って来る様子。
⚠️ 識別・注意点
現代語「美しい」ではなく、古文では「(小さいものが)かわいい」。端正で立派な美しさを表す「うるはし」としっかり区別する(うつくし=愛らしい、うるはし=端正)。
🧠 覚え方・ゴロ
「うつくし」は“美しい”じゃなく、ちご(幼児)が「かわいい」。
🏛 語源・成り立ち
肉親をいとおしむ「うつくしむ(慈しむ)」と同根。身内への慈愛の心から「かわいい」の意になった。
🔗 関連語・対義語
うるはし端正で美しい・きちんとしている(区別語)
らうたしかわいい・いたわってやりたい(類義)
かなしいとしくてたまらない(類義)
❓ よくある質問
Q. 「うつくし」を「美しい」と訳すと間違いですか?
古文では主に「(小さいものが)かわいい・いとしい」と訳します。現代語の「美しい」に近づくのは後世で、入試では「かわいい」を第一に考えます。
Q. 「うつくし」と「うるはし」はどう違いますか?
「うつくし」は幼いものへの“かわいい”という愛情、「うるはし」は端正で立派に整った“美しい・きちんとした”感覚です。
🧩 確認クイズ
Q1. 傍線部「うつくし」の意味として最も適切なものは?
A 美しい B かわいい C 正しい D 新しい
A 美しい B かわいい C 正しい D 新しい
Q2. 「うつくし」と対比される、端正な美しさを表す語は?
A をかし B あはれ C うるはし D いみじ
A をかし B あはれ C うるはし D いみじ