うつほ

標準
現代仮名遣い:うつお / 読み:ウツオ
名詞
名詞 頻出 空洞

うろ・空洞・中がからであること

📖 意味

  1. 1
    うろ・空洞・中がからであること 内部がからっぽのもの。木のうろなど

📜 出典・例文

大木のうつほに住む。

大木のうろ(空洞)に住む。

──『例文』
中うつほにて、物入れず。

中が空洞で、物が入っていない。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

『中がからのもの・うろ・空洞』。木のうろ(樹洞)などを指す。平安の物語『うつほ物語(宇津保物語)』は、主人公が母とともに大木のうろで暮らす話に由来する書名。「うつろ(空ろ・虚ろ)」とも関連し、内部が空虚であることを表す。

🧠 覚え方・ゴロ

「“空(うつ)洞(ほ)”=中がからのうろ=空洞」と、うつろ=からで覚える。

🏛 語源・成り立ち

「うつ(空・虚)+ほ」で、内部がからであるさま=うろ・空洞の意。「うつろ」と同根。

🔗 関連語・対義語

うつろ空ろ・中がからであること むなしからっぽだ・むなしい

❓ よくある質問

Q. 『うつほ物語』の名の由来は?

主人公が母とともに大木のうろ(うつほ)で琴を守りながら暮らす、という物語に由来します。現存最古の長編物語の一つで、書名がこの語からとられています。

Q. 「うつろ」と同じ?

同根で、ともに『中がからであること』を表します。「うつほ」は空洞・うろ(具体物)、「うつろ」は空虚なさま(状態)に用いられることが多いです。

🧩 確認クイズ

Q1. 「大木のうつほ」の意味は?
A 大木のうろ(空洞)    B 大木の枝    C 大木の根    D 大木の花
Q2. 「うつほ」と同根の語は?
A うつろ(空ろ)    B うつつ(現)    C うたて(嫌だ)    D うつくし(かわいい)
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