うかぶ

標準
現代仮名遣い:うかぶ / 読み:ウカブ
動詞・バ行四段活用
基本動詞 仏教

浮かぶ/(心に)浮かぶ・(迷いから)浮かばれる・成仏する

📖 意味

  1. 1
    (水面・空中に)浮かぶ・浮かび上がる «中心義»沈まずに浮く。現代語に残る。
  2. 2
    (心・記憶に)浮かぶ・思い浮かぶ 「面影がうかぶ」。
  3. 3
    (迷い・苦しみから)浮かばれる・救われる・成仏する・出世する «要注意»「うかぶ瀬(せ)(浮かび上がる機会・救われる時)」。

📜 出典・例文

水に浮かぶ木の葉のごとく、たよりなし。

水に浮かぶ木の葉のように、頼りない。

──『例文』
亡き人の、いつか浮かびたまはむ。

亡き人が、いつか(迷いを離れて)浮かばれる(成仏なさる)だろうか。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「浮かぶ」が中心で、「心に浮かぶ」、また仏教的な「(迷い・苦しみの世界から)浮かばれる・救われる・成仏する」意が要注意。「うかぶ瀬(浮かび上がる機会・救われるとき)」は「沈む」の対の「浮かぶ機会」。「沈む(しづむ)」と対をなす。現代語「浮かばれない」に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

水も心も浮かぶ/迷いから「浮(う)かぶ」=救われる。

🏛 語源・成り立ち

「浮(う)かぶ」。沈まず浮く意。迷いから救われる意へ。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「浮かぶ瀬(せ)」とはどういう意味?

「浮かび上がる機会・落ちぶれた状態から救われるとき・出世の機会」の意です。「沈む」に対して「浮かぶ」で、苦境から抜け出す好機を表します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「亡き人の、いつか浮かびたまはむ」の「浮かぶ」の意味は?
A 水に浮く    B (迷いを離れて)成仏する・浮かばれる    C 顔を出す    D 旅立つ
Q2. 「うかぶ」と対をなす語は?
A しづむ(沈む)    B さく(咲く)    C もゆ(燃ゆ)    D かる(枯る)
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