うちとく

標準
現代仮名遣い:うちとける / 読み:ウチトク
動詞・カ行下二段活用
人間関係 心情

打ち解ける・気を許す・くつろぐ

📖 意味

  1. 1
    打ち解ける・親しくなる・心を開く «中心義»よそよそしさが消えて親密になる。
  2. 2
    気を許す・警戒を解く・油断する 緊張・用心をゆるめる。
  3. 3
    くつろぐ・気楽にする うちくつろぐ。

📜 出典・例文

年ごろ経て、いとうちとけて語らふ。

長年たって、たいそう打ち解けて語り合う。

──『例文』
うちとけたる姿を、人に見せず。

くつろいだ(気を許した)姿を、人に見せない。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「うち(接頭語)」+「解く(緊張・結び目がとける)」で、心の緊張がゆるむ意。「親しくなる」「気を許す・油断する」「くつろぐ」を文脈で判断。「うちとけず」=「打ち解けない・よそよそしい」。現代語に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

心の緊張が「解(と)く」——うちとく=打ち解ける・気を許す。

🏛 語源・成り立ち

接頭語「うち」+「解く」。心の張りがゆるんで親しくなる意。

🔗 関連語・対義語

へだてなし打ち解けている・親しい したしむ親しむ・なれ親しむ

❓ よくある質問

Q. 「うちとけたる姿」はどう訳す?

「くつろいだ姿・気を許した姿・ふだんの姿」と訳します。緊張を解いた無防備な様子で、当時は親しい相手以外に見せないものとされました。

🧩 確認クイズ

Q1. 「いとうちとけて語らふ」の「うちとけ」の意味は?
A よそよそしく    B 打ち解けて    C 急いで    D こっそり
Q2. 「うちとく」の活用の種類は?
A カ行四段    B カ行下二段    C カ行上二段    D カ行変格
← 古文・古典合格メニューへもどる