うちじに

標準
現代仮名遣い:うちじに / 読み:ウチジニ
名詞
名詞 武士

討ち死に・戦死(戦って死ぬこと)

📖 意味

  1. 1
    討ち死に・戦死・戦って死ぬこと «中心義»«武士»合戦で戦って死ぬこと。現代語に残る。

📜 出典・例文

主君(しゆくん)の御(おん)ために、うちじにす。

主君のために、討ち死にする(戦死する)。

──『例文』
最後(さいご)まで戦ひて、いさぎよくうちじにけり。

最後まで戦って、潔く討ち死にした。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「討ち死に(合戦で戦って死ぬこと・戦死)」を表す。「打つ・討つ(うつ)」+「死に」から。武士は、逃げて生きのびるより、名誉を守って「いさぎよくうちじにす(潔く討ち死にする)」ことを重んじた。「討たる(討たれる)」「討ち取る(敵を討ち取る)」「自害(じがい)」なども軍記物語で頻出。現代語に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

戦って死ぬ「討ち死に(うちじに)」=戦死。

🏛 語源・成り立ち

「討(う)つ」+「死(じ)に」。合戦で戦って死ぬ意。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 武士が「いさぎよくうちじにす」を重んじたのはなぜ?

逃げて生きのびて恥をさらすより、名誉を守って戦い、潔く討ち死にすることを立派とする価値観があったためです。「名を惜しむ」武士の道の表れです。

🧩 確認クイズ

Q1. 「最後まで戦ひて、いさぎよくうちじにけり」の「うちじに」の意味は?
A 逃げのびた    B 討ち死に・戦死した    C 降参した    D 出家した
Q2. 「うちじに」の成り立ちは?
A 討(う)つ+死(じ)に    B 内+品    C 打ち+煮に    D 宇治+荷
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