うちいづ

標準
現代仮名遣い:うちいでる / 読み:ウチイズ
動詞・ダ行下二段活用
行動

言い出す・口に出す/外へ出す

📖 意味

  1. 1
    言い出す・口に出す・言い始める «中心義»思っていることを言葉にする。
  2. 2
    (外へ)出す・現す・差し出す 内から外へ出す。

📜 出典・例文

思ふことを、え打ち出でず。

思っていることを、口に出すことができない。

──『例文』
つひに恋しきよしを打ち出でて言ふ。

とうとう恋しいという事情を、口に出して言う。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

接頭語「うち」+「出づ」で、「(心中を)言い出す・口に出す」意が中心。「え打ち出でず(口に出せない)」の形で頻出。「うち」は動作をやわらげ語調を整える接頭語。「いだす(外へ出す)」と関連。

🧠 覚え方・ゴロ

心を「打ち出(い)づ」——うちいづ=言い出す・口に出す。

🏛 語源・成り立ち

接頭語「うち」+「出(い)づ」。内にあるものを外へ・言葉に出す意。

🔗 関連語・対義語

いだす外へ出す・差し出す こと(言)にいづ口に出す・言葉にする

❓ よくある質問

Q. 「え打ち出でず」はどう訳す?

「口に出すことができない・言い出せない」と訳します。「え〜ず」の不可能表現と結んで、思いを言葉にできないさまを表します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「思ふことを、え打ち出でず」の「打ち出で」の意味は?
A 思い出す    B 口に出す    C 外出する    D 忘れる
Q2. 「うちいづ」の「うち」の働きは?
A 打撃を表す    B 語調を整える接頭語    C 打消    D 尊敬
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