つれづれ

重要
現代仮名遣い:つれづれ / 読み:ツレヅレ
形容動詞ナリ活用(つれづれなり)/名詞
感情語 頻出 徒然草

することがなく手持ち無沙汰/もの寂しい

📖 意味

  1. 1
    することがなく退屈だ、手持ち無沙汰だ 中心義。時間をもてあますさま。
  2. 2
    所在なくもの寂しい、しんみりと物思いにふける ただ退屈なだけでなく、寂寥感を伴うことが多い。

📜 出典・例文

つれづれなるままに、日暮らし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

することもなく手持ち無沙汰なのにまかせて、一日中、硯に向かって、心に浮かんでは消えていくとりとめもないことを、あてもなく書きつけていくと、妙に狂おしい気持ちになることだ。

──『徒然草・序段』

⚠️ 識別・注意点

現代語『徒然(つれづれ)=ひまつぶし』の軽さで訳しすぎない。『退屈』+『もの寂しさ・所在なさ』の情感が入る。形容動詞ナリ活用「つれづれなり」の語幹が名詞的にも使われる。

🧠 覚え方・ゴロ

「連れ連れ(つれづれ)」=連れもなく、ひとりぼんやり手持ち無沙汰。

🏛 語源・成り立ち

「つれ(連れ・伴い)」を重ねた語で、『同じ状態がだらだら続く』さまから、変化のない所在なさ・もの寂しさを表すようになった。

🔗 関連語・対義語

さうざうし物足りない・もの寂しい ながむもの思いにふける・ぼんやり眺める

❓ よくある質問

Q. 「つれづれ」は現代語の『徒然』と同じですか?

近いですが、古文では単なる暇つぶしより『所在なくもの寂しい』という情感が強く出ます。

Q. 品詞は何ですか?

形容動詞ナリ活用『つれづれなり』です。その語幹が名詞のようにも用いられます。

🧩 確認クイズ

Q1. 「つれづれなり」の意味として最適なものは?
A とても忙しい    B することがなく退屈でもの寂しい    C うれしくて浮き立つ    D 身分が低い
Q2. 「つれづれなるままに」を含む作品は?
A 枕草子    B 徒然草    C 源氏物語    D 竹取物語
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