つれなし

重要
現代仮名遣い:つれなし / 読み:ツレナシ
形容詞ク活用
感情語 頻出 多義

冷淡だ・そっけない/平然としている・そしらぬふうだ/(自然が)無情だ・変わらない

📖 意味

  1. 1
    冷淡だ、そっけない、薄情だ 中心義。相手に対して思いやりがなく、よそよそしいさま。
  2. 2
    平然としている、そしらぬふうだ、何事もないようだ 内心はどうあれ、表面は平気なさま。『つれなく=平然と・さりげなく』。
  3. 3
    (自然・時などが)変わらない、無情だ、非情だ 人の心に構わず淡々と進むさま。

📜 出典・例文

つれなく起きて、常のごとくふるまふ。

何事もないように(平然と)起きて、いつものように振る舞う。※用法確認用の例文。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

《冷淡だ・そっけない》《平然としている・そしらぬふうだ》が中心。連用形『つれなく=平然と・さりげなく・そ知らぬふうに』が特に頻出。恋の場面では『冷淡だ(つれない)』、自然描写では『無情だ・変わらない』と訳し分ける。

🧠 覚え方・ゴロ

「つれなし」=“連(つれ)”がない → 心が通わず冷淡/平然とそしらぬふう。

🏛 語源・成り立ち

心が通い合わず、そぶりに表れないさまが原義。相手への冷淡さと、表情に出さない平然さの両面を表す。

🔗 関連語・対義語

こころなし思いやりがない・情趣を解さない つらし薄情だ・つらい・恨めしい

❓ よくある質問

Q. 「つれなく」はどう訳しますか?

『平然と・さりげなく・そ知らぬふうに』です。内心を表に出さず平気なさまを表します。

Q. 恋の文脈での意味は?

『冷淡だ・そっけない(つれない)』です。相手に思いを寄せてもらえないさまを表します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「つれなくふるまふ」の「つれなく」の意味は?
A 平然と・そしらぬふうに    B うれしそうに    C 急いで    D 無理に
Q2. 「つれなし」の意味として最適でないものは?
A 冷淡だ    B 平然としている    C 無情だ    D 恐れ多い
← 古文・古典合格メニューへもどる