つらぬく

標準
現代仮名遣い:つらぬく / 読み:ツラヌク
動詞・カ行四段活用
基本動詞

貫く・突き通す・(玉を糸に)通す

📖 意味

  1. 1
    突き通す・貫く・刺し通す «中心義»一方から他方へ突き通す。現代語に残る。
  2. 2
    (玉・銭などを糸に)通す・ひとつらねにする «和歌»「露の玉を貫く」など。
  3. 3
    (志・信念を)やり通す・貫徹する 最後まで押し通す。

📜 出典・例文

白露を玉に貫く秋の野辺(のべ)かな。

白露を玉として糸に貫き通したような(美しい)秋の野辺だなあ。

──『例文』
初志(しょし)を貫きて、たゆまず。

初めの志をやり通して、怠らない。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「突き通す」が中心。和歌では「露を玉に貫く(露のしずくを玉として糸に通す)」という見立てが有名。比喩的に「志を貫く(やり通す)」の意も。「つら(連)」+「ぬく(抜く)」で、ひとつらねに通す意。現代語に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

ひとつらねに「貫(つらぬ)く」——つらぬく=突き通す・通す。

🏛 語源・成り立ち

「連(つら)」+「抜(ぬ)く」。ひとつらねに突き通す意。

🔗 関連語・対義語

とほる通る・通り抜ける つらぬ連ねる・並べる

❓ よくある質問

Q. 和歌で「露を玉に貫く」とは?

草葉に置いた露のしずくを、玉(宝石)として糸に貫き通したものに見立てた表現です。露の美しさ・はかなさを詠む常套的な見立てです。

🧩 確認クイズ

Q1. 「初志を貫きて、たゆまず」の「貫き」の意味は?
A あきらめて    B やり通して    C 忘れて    D 変えて
Q2. 「つらぬく」の成り立ちは?
A 連(つら)+抜(ぬ)く    B 面(つら)+泣く    C 辛(つら)+抜く    D 釣(つ)る+抜く
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