つくす

標準
現代仮名遣い:つくす / 読み:ツクス
動詞・サ行四段活用
基本動詞

尽くす・使い果たす/(心を)尽くす・(〜し)尽くす

📖 意味

  1. 1
    尽くす・使い果たす・残りなく出しきる «中心義»すべて出しきる。現代語に残る。
  2. 2
    (心・力を)尽くす・全力を注ぐ・献身する 「心をつくす(心を悩ませ切る/真心を尽くす)」。
  3. 3
    (動詞連用形に付いて)すっかり〜する・〜し尽くす・限りなく〜する «補助動詞»「言ひつくす(言い尽くす)」「思ひつくす」。

📜 出典・例文

力をつくして、事にあたる。

力を尽くして、事にあたる。

──『例文』
思ふことを、歌に詠みつくす。

思うことを、(残りなく)歌に詠み尽くす。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「尽くす・使い果たす」が中心。「心をつくす(心を悩ませ切る/真心を尽くす)」(「こころづくし」参照)、動詞連用形に付く補助動詞「〜つくす(すっかり〜する・〜し尽くす)」も重要。自動詞「つく(尽く=尽きる・なくなる)」と対。現代語「尽くす」に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

残りなく「尽(つ)くす」=使い果たす・し尽くす。

🏛 語源・成り立ち

自動詞「尽(つ)く」+他動詞化の「す」。すべて出しきる意。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「詠みつくす」の「つくす」はどんな働き?

動詞の連用形に付く補助動詞で、「すっかり〜する・残りなく〜する・〜し尽くす」という意を添えます。「詠みつくす」=「(思いを)残りなく詠み尽くす」となります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「思ふことを、歌に詠みつくす」の「つくす」の意味は?
A 少しだけ詠む    B 残りなく詠み尽くす    C 詠むのをやめる    D 詠み間違える
Q2. 「つくす」に対応する自動詞は?
A つく(尽く)    B つぐ    C つる    D つむ
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