つく

標準
現代仮名遣い:つく / 読み:ツク
動詞・カ行四段/下二段
基本動詞

付着する・従う・(物の怪が)とりつく

📖 意味

  1. 1
    くっつく・付着する・(火などが)つく 物が離れず接する。
  2. 2
    (人に)従う・付き従う・味方する 「人につく」。
  3. 3
    (物の怪・霊が)とりつく・のりうつる 「憑く」。物語で頻出。
  4. 4
    (心が)ひかれる・なつく 心が対象に寄る。

📜 出典・例文

もののけ、人につきて、悩ます。

物の怪が、人にとりついて、苦しめる。

──『例文』
強き方につきて、身を全うす。

強い側に従って、身の安全を保つ。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「付く(くっつく・従う)」と「憑く(とりつく)」は同源。物語では「もののけ(物の怪)が人につく」の用例が頻出。他動詞は「つく(下二段=つける・くっつける)」。「心つく」「あぢきなく心もつきぬべし」など心情表現にも。

🧠 覚え方・ゴロ

ぴたっと「付(つ)く」/霊が「憑(つ)く」——つく=付着・従う・とりつく。

🏛 語源・成り立ち

「付(つ)く/憑(つ)く」。二つのものが離れず一体になる意。

🔗 関連語・対義語

もののけ物の怪・怨霊 したがふ従う・つき従う

❓ よくある質問

Q. 「もののけが人につく」の「つく」は?

「憑く」で「とりつく・のりうつる」の意です。物の怪や死霊が人にとりついて病気にさせる、という物語の頻出場面で使われます。

🧩 確認クイズ

Q1. 「もののけ、人につきて、悩ます」の「つき」の意味は?
A 近づいて    B とりついて    C 去って    D 似て
Q2. 「つく」の他動詞(つける)の活用は?
A カ行四段    B カ行下二段    C カ行上二段    D カ行変格
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