つきづきし

標準
現代仮名遣い:つきづきし / 読み:ツキヅキシ
形容詞シク活用
評価語 頻出 枕草子 調和

似つかわしい・ふさわしい・調和している

📖 意味

  1. 1
    似つかわしい、ふさわしい、いかにもそれらしい 中心義。場面・季節・身分などによく調和しているさま。
  2. 2
    調和がとれている、しっくりくる 取り合わせが自然でしっくりするさま。

📜 出典・例文

炭もて渡るも、いとつきづきし。

(冬の早朝、)炭を持って(廊下を)運んでいくのも、いかにも(冬の朝に)似つかわしい。

──『枕草子・第一段』

⚠️ 識別・注意点

『付き付きし』で、物事が場面によく《付いている=調和している・ふさわしい》の意。季節・時・身分・状況にしっくり合うさまをほめる。対義語は『つきなし(似つかわしくない・不調和だ)』。

🧠 覚え方・ゴロ

「付き付きし」=ぴたっと“付く”、いかにも似つかわしい。

🏛 語源・成り立ち

動詞『付く(調和する・ぴったり合う)』を重ねた語で、『いかにも調和してふさわしい』意を表す。

🔗 関連語・対義語

つきなし似つかわしくない・不調和だ(対義語) さうざうし物足りない・もの寂しい

❓ よくある質問

Q. 「つきづきし」はどんな時に使いますか?

季節・場面・身分などによく調和して『似つかわしい・ふさわしい』と感じるときに使います。枕草子の冬の描写が有名です。

Q. 対義語は何ですか?

『つきなし(似つかわしくない・不調和だ)』です。

🧩 確認クイズ

Q1. 「つきづきし」の意味として最適なものは?
A 似つかわしい・ふさわしい    B 頼りない    C 残念だ    D 恐れ多い
Q2. 「つきづきし」の対義語は?
A つきなし    B はかなし    C ねたし    D かしこし
← 古文・古典合格メニューへもどる