つき

標準
現代仮名遣い:つき / 読み:ツキ
名詞
名詞 自然 和歌

月/月の光/月日・ひと月

📖 意味

  1. 1
    月・空の月・月天 «中心義»夜空の月。現代語に残る。
  2. 2
    月の光・月影・月明かり «要注意»「月影(つきかげ)」で「月の光」(影=光)。
  3. 3
    月日・ひと月・暦の月 「月ごろ(数か月来)」。

📜 出典・例文

月やあらぬ春や昔の春ならぬわが身ひとつはもとの身にして。

月は(昔と違う)別の月なのか、春は昔の春ではないのか。わが身だけはもとのままであるのに(すべてが変わってしまった)。

──『古今和歌集(伊勢物語)』
月影のどかに、庭を照らす。

月の光がのどかに、庭を照らす。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「月」が中心で、「月の光(月影)」の意も。和歌では秋の景物、また物思い・無常・恋の象徴として頻出。「月影=月の光」(影=光)、「有明の月(明け方の月)」「月見る(月を眺めて物思いにふける)」など。「月と花(月=秋、花=春)」は美の代表。現代語に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

夜空の「月(つき)」/月影=月の光。

🏛 語源・成り立ち

「月(つき)」。夜空の月、その光、暦の月を表す。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「月影」はどう訳す?

「月の光・月明かり」と訳します。古語の「影(かげ)」には「光」の意があり(月影=月の光、日影=日の光)、「月のかげ(物影)」ではない点に注意します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「月影のどかに、庭を照らす」の「月影」の意味は?
A 月の光    B 月の裏側    C 月にかかる雲    D 月の満ち欠け
Q2. 和歌で「月」が象徴するものとして適切なのは?
A 秋・物思い・無常    B 戦い    C 食事    D 商売
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