つひ

標準
現代仮名遣い:つい / 読み:ツイ
名詞/副詞
時間 頻出

最後・最期/(つひに)とうとう・結局/(つひの)最期の

📖 意味

  1. 1
    最後・果て・終わり・最期・臨終 «名詞»「つひの道(死出の道)」「つひのすみか(最後の住まい・墓)」。
  2. 2
    (つひに)とうとう・ついに・結局・最後には «副詞»«頻出»長い経過の末に。現代語に残る。
  3. 3
    (つひに〜打消で)ついに〜ない・最後まで〜ない・一度も〜ない 打消と呼応する用法。

📜 出典・例文

つひにゆく道とはかねて聞きしかど、昨日今日とは思はざりしを。

(誰もが)最後には行く道(死出の道)だとは、以前から聞いていたけれど、それが昨日今日(自分の身に迫ること)だとは思わなかったのに。

──『古今和歌集(伊勢物語)』
つひに本意(ほい)を遂げず。

とうとう本来の願いを遂げなかった。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

名詞「つひ(最後・最期)」=「つひの道(死出の道)」「つひのすみか(墓)」など。副詞「つひに」=「とうとう・結局」(肯定)/「ついに〜ない・最後まで〜ない」(打消)。伊勢物語の辞世「つひにゆく道」が有名。現代語「ついに」に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

「終(つひ)」=最後・最期/「つひに」=とうとう。

🏛 語源・成り立ち

「終(つひ)/遂(つひ)」。物事の終わり・最後の意。

🔗 関連語・対義語

かぎり限り・限度・最期 はて果て・終わり・最後

❓ よくある質問

Q. 「つひの道」「つひのすみか」とは?

「つひの道」は「(誰もが)最後に行く道=死出の道」、「つひのすみか」は「最後の住まい=墓・終の棲家」の意です。名詞「つひ」は「最期・臨終」を表します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「つひにゆく道とはかねて聞きしかど」の「つひに」の意味は?
A 決して行かない    B 最後には(必ず)行く    C 急いで行く    D こっそり行く
Q2. 「つひのすみか」の意味は?
A 最初の家    B 墓・終の棲家    C 旅の宿    D 都の邸
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