つぼ
標準現代仮名遣い:つぼ / 読み:ツボ
名詞
壺(建物に囲まれた中庭)/宮中の殿舎
📖 意味
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1
建物に囲まれた中庭・坪庭 殿舎に囲まれた小さな庭
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2
(宮中の)殿舎・その庭にちなむ局 植えた草木にちなんで桐壺・藤壺などと呼ぶ
📜 出典・例文
つぼの前栽に虫の音しげし。
訳中庭の植え込みに虫の声がしきりだ。
きりつぼの更衣と聞こゆ。
訳桐壺の更衣と申し上げる。
⚠️ 識別・注意点
建物に囲まれた中庭が原義。宮中では、その庭に植えた草木にちなんで殿舎を『桐壺・藤壺』などと呼び、そこに住む女御・更衣の呼称にもなった(『源氏物語』の桐壺更衣・藤壺)。人物呼称の由来として重要。
🧠 覚え方・ゴロ
「壺=建物に“つぼ(窪)”んだ中庭」と、囲まれた庭で覚える。
🏛 語源・成り立ち
「つぼ」は、周囲を囲まれてくぼんだ所=中庭の意。宮中の殿舎名・そこに住む人の呼称にも転じた。
🔗 関連語・対義語
せんざい前栽・庭の植え込み
にようご女御・後宮の高位の女性
❓ よくある質問
Q. 「桐壺」「藤壺」の『壺』は何?
宮中の殿舎の中庭に植えた草木(桐・藤)にちなむ呼び名です。その殿舎に住む女性も『桐壺の更衣』『藤壺の女御』のように、壺の名で呼ばれました。
Q. なぜ庭の名で人を呼ぶの?
身分ある女性を直接の名で呼ばず、住む殿舎(=その庭の名)で婉曲に呼んだためです。『壺』の名は人物の居所と身分を示します。
🧩 確認クイズ
Q1. 「つぼ」の原義は?
A 建物に囲まれた中庭 B 水を入れる容器のみ C 門 D 橋
A 建物に囲まれた中庭 B 水を入れる容器のみ C 門 D 橋
Q2. 「桐壺の更衣」の『壺』が由来するのは?
A 殿舎の中庭に植えた草木 B 酒を入れる壺 C 武具の名 D 地方の地名
A 殿舎の中庭に植えた草木 B 酒を入れる壺 C 武具の名 D 地方の地名