とよむ

標準
現代仮名遣い:とよむ / 読み:トヨム
動詞・マ行四段活用
自然 行動

鳴り響く・どよめく・鳴り立てる

📖 意味

  1. 1
    鳴り響く・とどろく・鳴りわたる «中心義»音が響き渡る。
  2. 2
    (大勢が)どよめく・声を立ててざわめく・騒ぐ 群衆がどよめく。
  3. 3
    (他動詞で)鳴り響かせる・鳴り立てる 「鐘をとよむ」。

📜 出典・例文

鐘の音、山にとよみて聞こゆ。

鐘の音が、山に鳴り響いて聞こえる。

──『例文』
見物の人、どつととよみて笑ふ。

見物の人が、どっとどよめいて笑う。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

音が「鳴り響く・とどろく」意が中心で、「(大勢が)どよめく・ざわめく」意も。現代語「どよめく」に通じる。「なりとよむ(鳴り響く)」の複合でも用いる。「とどろく」「さざめく」と近い。

🧠 覚え方・ゴロ

音が「響(とよ)む」——とよむ=鳴り響く・どよめく。

🏛 語源・成り立ち

「響(とよ)む/響動む」。音が響き渡る意。「どよめく」の古形に通じる。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「とよむ」と現代語「どよめく」の関係は?

「とよむ(響む)」が「どよめく」の古い形に通じます。音が鳴り響く意、また大勢が声を立ててざわめく意で用いられます。

🧩 確認クイズ

Q1. 「鐘の音、山にとよみて聞こゆ」の「とよみ」の意味は?
A 消えて    B 鳴り響いて    C 止まって    D かすれて
Q2. 「とよむ」と近い意味の語は?
A とどろく    B たまふ    C はべり    D やつす
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