とく

標準
現代仮名遣い:とく / 読み:トク
動詞・カ行四段/下二段
基本動詞

解く・ほどく/(心が)とける・打ち解ける/説く・説明する

📖 意味

  1. 1
    (結び目・帯・髪を)ほどく・解く・ゆるめる «中心義»結んだものをほどく。現代語に残る。「帯をとく」。
  2. 2
    (心・警戒・緊張が)とける・打ち解ける・ゆるむ 「心とく(打ち解ける)」「気色(けしき)とく」。
  3. 3
    (道理・教えを)説く・説明する・教え諭す «要注意»「法(のり)をとく(仏法を説く)」「道理をとく」。

📜 出典・例文

帯をといて、うちくつろぐ。

帯をほどいて、くつろぐ。

──『例文』
僧、仏の道をといて、人を導く。

僧が、仏の教えを説いて、人を導く。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「(結び目・帯を)ほどく・解く」が中心で、「(心が)とける・打ち解ける」「(道理・仏法を)説く・説明する」の意も。「法(のり)をとく(仏法を説く)」「道理をとく」は要注意。自動詞「とく(下二段=とける)」と他動詞「とく(四段=とく・ほどく)」がある。「うちとく(打ち解く)」と関連。現代語「解く・説く」に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

結びを「解(と)く」/心が「解(と)く」/道理を「説(と)く」——とく。

🏛 語源・成り立ち

「解(と)く/説く」。結びをほどく意から、心がゆるむ意、道理を説く意へ。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「法(のり)をとく」はどう訳す?

「仏法(仏の教え)を説く・説法する」と訳します。「とく」には、結び目をほどく意のほか、「道理・教えを説く・説明する」意があります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「僧、仏の道をといて、人を導く」の「とく」の意味は?
A ほどく    B 説く・説明する    C 溶かす    D 取る
Q2. 「とく」の意味に含まれないものは?
A 結び目をほどく    B 心が打ち解ける    C 道理を説く    D 花が咲く
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