ところせし

標準
現代仮名遣い:ところせし / 読み:トコロセシ
形容詞ク活用
評価語 頻出 多義

場所が狭い・窮屈だ/気詰まりだ/仰々しい・堂々としている

📖 意味

  1. 1
    場所が狭い、いっぱいで窮屈だ 原義。空間が満ちていて狭いさま。
  2. 2
    気詰まりだ、窮屈で堅苦しい、めんどうだ 気持ちの上で窮屈・気づまりなさま。
  3. 3
    仰々しい、大げさだ/堂々としている、威厳がある 存在感が大きく、ものものしい・立派なさま。

📜 出典・例文

御供の人々、ところせきまで参り集ふ。

お供の人々が、場所も狭いほど(いっぱいに)参り集まる。※用法確認用の例文。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

『所狭し』=場所がいっぱいで狭い、が原義。そこから心理的な《窮屈・気詰まり》、存在感の大きさとしての《仰々しい・大げさ/堂々として威厳がある》へ広がる。プラス(堂々)にもマイナス(窮屈・大げさ)にもなるので文脈で判断。

🧠 覚え方・ゴロ

「所狭(ところせ)し」=場所がいっぱいで狭い → 窮屈・気詰まり・仰々しい・堂々。

🏛 語源・成り立ち

『所(場所)』+『狭し』で、場所が満ちて狭い意が原義。心理的窮屈さや、存在感の大きさ(仰々しさ・威厳)へ意味が広がった。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「ところせし」はよい意味ですか?

両方あります。マイナスなら『窮屈だ・仰々しい・大げさだ』、プラスなら『堂々として威厳がある』です。文脈で判断します。

Q. 原義は何ですか?

『所狭し=場所がいっぱいで狭い』です。そこから心理的窮屈さや存在感の大きさへ広がりました。

🧩 確認クイズ

Q1. 「ところせきまで集ふ」の「ところせし」の意味は?
A 場所が狭いほど(いっぱいだ)    B 静かだ    C 美しい    D 待ち遠しい
Q2. 「ところせし」の原義は?
A 時間がない    B 場所がいっぱいで狭い    C 気分が悪い    D 身分が低い
← 古文・古典合格メニューへもどる