てんぐ

標準
現代仮名遣い:てんぐ / 読み:テング
名詞
信仰 頻出 妖怪

天狗(山中にすむ妖怪。人を惑わす魔物)

📖 意味

  1. 1
    天狗(山中にすむ妖怪・魔物) 人をさらう・惑わす魔物。慢心した者が化すとも

📜 出典・例文

てんぐにさらはれて、行方知れず。

天狗にさらわれて、行方がわからない。

──『例文』
おごれる僧、てんぐとなる。

おごり高ぶった僧が、(死後)天狗になる。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

深山にすむとされる妖怪・魔物で、人をさらったり(天狗さらい)、道に迷わせ惑わしたりする。仏教では、慢心・驕慢によって正道を外れた僧が、死後に魔道に落ちて天狗になるとも説かれた。仏法を妨げる魔として、説話に多く登場する。

🧠 覚え方・ゴロ

「“天狗(てんぐ)”=山にすみ人を惑わす妖怪・魔」と、山の魔物で覚える。

🏛 語源・成り立ち

もと中国で流星などを指した「天狗」が、日本で山中の妖怪・魔物を指すようになった語。

🔗 関連語・対義語

魔・仏道を妨げるもの もののけ物の怪・怪異をなすもの

❓ よくある質問

Q. なぜ僧が天狗になるとされた?

仏道を修めながらも、慢心・驕慢の心を捨てられなかった者は、死後、正道を外れた『魔道』に落ちて天狗になる、と説かれたためです。おごりを戒める教訓と結びつきます。

Q. 天狗は何をする?

人をさらう(天狗さらい)、山道で人を惑わせる、仏法の修行を妨げるなどの魔物とされました。説話では、僧や修行者を試し・妨げる存在として現れます。

🧩 確認クイズ

Q1. 「てんぐ」の意味は?
A 山中にすむ妖怪・魔物    B 守り仏    C 都の貴族    D 田の神
Q2. 仏教で天狗になるとされたのは?
A 慢心した僧    B 善良な農民    C 幼い子ども    D 勇敢な武士
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