たゆたふ

標準
現代仮名遣い:たゆたう / 読み:タユタウ
動詞ハ行四段
心情語 和歌 ためらい

ゆらゆら漂う・心が定まらずためらう

📖 意味

  1. 1
    (舟・水などが)ゆらゆら漂って定まらない 一つ所に落ち着かず揺れ動く
  2. 2
    心が定まらずためらう・迷う 決心がつかず落ち着かない

📜 出典・例文

舟、波にたゆたふ。

舟が、波にゆらゆらと漂う。

──『例文』
心たゆたひて、え定めず。

心が定まらずためらって、決められない。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

水面で舟などが『漂い定まらない』情景と、心が『ためらい迷う』心情を重ねて表す。和歌では、水の揺らぎに揺れる心を託す。「たゆたふ」は落ち着かず揺れ動くさまが核。

🧠 覚え方・ゴロ

「“たゆたふ”=たゆんで漂う=ゆらゆら定まらない」と、揺れて定まらないで覚える。

🏛 語源・成り立ち

「たゆ(弛・揺)」に関わり、揺れて定まらないさまを表す語。水の揺らぎにも心の迷いにも用いた。

🔗 関連語・対義語

いざよふ進みかねてためらう やすらふためらう・立ち止まる

❓ よくある質問

Q. 水と心、どちらの意味で使う?

両方です。舟や水が『ゆらゆら漂う』情景と、心が『ためらい迷う』心情の両用で、和歌では両者を重ねて表現することが多いです。

Q. 「いざよふ」との違いは?

どちらも『ためらう』ですが、「たゆたふ」は揺れ漂って定まらないさま、「いざよふ」は進もうとして進みかねるさまに重心があります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「心たゆたふ」の意味は?
A 心が定まらずためらう    B 心が決まる    C 心が晴れる    D 心が休まる
Q2. 「たゆたふ」が表すさまは?
A 揺れ動いて定まらない    B きっぱり決まる    C 静止する    D 急に進む
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