たをやかなり

標準
現代仮名遣い:たおやかなり / 読み:タオヤカナリ
形容動詞・ナリ活用
評価語 様子

たおやかだ・しなやかで優美だ・しとやかだ

📖 意味

  1. 1
    姿がしなやかで優美だ・たおやかだ・なよやかだ «中心義»柔らかくしなうように美しいさま。現代語に残る。
  2. 2
    しとやかで上品だ・おだやかで女性らしい 所作が柔らかく気品があるさま。

📜 出典・例文

たをやかなる姿にて、しづしづと歩みたまふ。

たおやかな姿で、しずしずとお歩きになる。

──『例文』
たをやかに、うちなびきたるさま、絵にも描(か)きがたし。

たおやかに、しなやかになびいた様子は、絵にも描きにくい(ほど美しい)。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「たを(撓=しなう)」+「やかなり」で、「しなやかで優美だ・たおやかだ」。特に女性の柔らかく気品ある美しさを表す。「たわわ(撓わ)」「しなやかなり」と同系・類義。現代語「たおやか」に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

しなうように優美——たをやかなり=たおやかだ・しとやかだ。

🏛 語源・成り立ち

「撓(たわ・たを)」(しなう)+接尾語「やかなり」。しなやかで優美なさまを表す。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「たをやかなり」はどんな対象に使う?

特に女性の姿や所作の、しなやかで柔らかく気品のある美しさを表すのに用います。「たをやかなる姿」で「たおやかな(しとやかで優美な)姿」の意です。

🧩 確認クイズ

Q1. 「たをやかなる姿にて」の「たをやかなる」の意味は?
A たくましい    B しなやかで優美な    C 荒々しい    D みすぼらしい
Q2. 「たをやかなり」の語源に含まれるのは?
A 撓(たわ)ふ・しなう    B 絶える    C 戦(たたか)ふ    D 貴(たふと)し
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