たてまつる
最重要現代仮名遣い:たてまつる / 読み:タテマツル
動詞ラ行四段活用(謙譲・尊敬)
差し上げる・〜し申し上げる(謙譲)/召し上がる・お召しになる(尊敬)
📖 意味
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1
差し上げる、献上する(謙譲・本動詞) 中心義。『与ふ』の謙譲。動作の受け手を高める。
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2
〜し申し上げる、お〜する(謙譲・補助動詞) 動詞連用形に付く。例:見たてまつる=拝見する。
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3
召し上がる、お召しになる、お乗りになる(尊敬・本動詞) 飲食物・衣服・乗り物を対象とするときのみ尊敬。
📜 出典・例文
御文をたてまつりたまふ。
訳お手紙を差し上げなさる。※用法確認用の例文。
⚠️ 識別・注意点
原則は謙譲『差し上げる/〜し申し上げる』。例外として《飲食・着用・乗車》が対象のときだけ尊敬『召し上がる・お召しになる・お乗りになる』。対象が『物を受け取る貴人か/飲食・着るものか』で判別する。
🧠 覚え方・ゴロ
「奉る」は基本“差し上げる”謙譲。食べる・着る・乗るなら“召し上がる”尊敬に変身。
🏛 語源・成り立ち
「立て+奉る(まつる=献上する)」で、貴人に物を差し出す意が原義。そこから補助動詞の謙譲、さらに飲食・着用の尊敬用法へ広がった。
🔗 関連語・対義語
❓ よくある質問
Q. 「たてまつる」が尊敬になるのはどんな時ですか?
飲食物を『召し上がる』、衣服を『お召しになる』、乗り物に『お乗りになる』という、飲食・着用・乗車が対象のときだけ尊敬になります。
Q. 補助動詞のときはどう訳しますか?
『〜し申し上げる・お〜する』と謙譲で訳します。例:聞きたてまつる=お聞き申し上げる。
🧩 確認クイズ
Q1. 「御衣をたてまつる」が尊敬のとき、意味は?
A 衣を差し上げる B 衣をお召しになる C 衣を作る D 衣を捨てる
A 衣を差し上げる B 衣をお召しになる C 衣を作る D 衣を捨てる
Q2. 「たてまつる」の原則的な敬語の種類は?
A 尊敬語 B 謙譲語 C 丁寧語 D 敬語ではない
A 尊敬語 B 謙譲語 C 丁寧語 D 敬語ではない