たしかなり

標準
現代仮名遣い:たしかなり / 読み:タシカナリ
形容動詞・ナリ活用
評価語

確かだ・はっきりしている・しっかりしている

📖 意味

  1. 1
    確かだ・確実だ・間違いない «中心義»疑いがない。現代語に残る。
  2. 2
    はっきりしている・明白だ・鮮明だ ぼんやりしていないさま。
  3. 3
    しっかりしている・きちんとしている・堅実だ «要注意»「たしかに(しっかりと・きちんと)」。

📜 出典・例文

たしかなる証拠(しようこ)もなくて、疑ふ。

確かな証拠もなくて、疑う。

──『例文』
この文(ふみ)、たしかに届けよ。

この手紙を、しっかりと(間違いなく)届けよ。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「確かだ・確実だ・はっきりしている」が中心。副詞「たしかに」は「確かに・間違いなく」のほか「しっかりと・きちんと」(命令に添えて「間違いなく〜せよ」)の意でも用いる。「さだかなり(はっきりしている)」と近い。現代語「確か」に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

疑いなく「確(たし)か」——たしかなり=確かだ・しっかりしている。

🏛 語源・成り立ち

「確(たし)かなり」。疑いなく確実なさま、はっきりしたさまを表す。

🔗 関連語・対義語

さだかなりはっきりしている・確かだ まことなり本当だ・誠実だ

❓ よくある質問

Q. 命令に添えた「たしかに〜せよ」はどう訳す?

「しっかりと・間違いなく・きちんと〜せよ」と訳します。「たしかに」は、命令とともに用いて「確実に実行せよ」という念押しの意を表すことがあります。

🧩 確認クイズ

Q1. 「この文、たしかに届けよ」の「たしかに」の意味は?
A いいかげんに    B しっかりと・間違いなく    C 急いで    D こっそり
Q2. 「たしかなり」と近い意味の語は?
A さだかなり    B はかなし    C うたてし    D つれなし
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