たもと

標準
現代仮名遣い:たもと / 読み:タモト
名詞
名詞 装束 和歌

袂(そで)/(涙を受ける袖)

📖 意味

  1. 1
    袂・袖・たもと «中心義»着物の袖、特に袖の下がった袋状の部分。現代語に残る。
  2. 2
    (涙をぬぐい受ける)袖=悲しみ・涙の象徴 «和歌»「たもとぬる(袖が涙でぬれる)」「たもとをしぼる」。

📜 出典・例文

涙に、たもとのしぼるばかりぬれぬ。

涙で、袂が(絞れるほど)びっしょり濡れた。

──『例文』
別れのたもと、露けし。

別れ(に涙にぬれる)の袂は、涙がちである。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「袂・袖」が中心。和歌では、涙をぬぐい・受けるもの=悲しみ・涙の象徴として頻出。「たもとぬる・たもとをしぼる(袖が涙でびっしょりになる)」「たもと露けし(袖が涙がちだ)」など。「そで(袖)」とほぼ同義。現代語「袂(たもと)を分かつ」に残る。

🧠 覚え方・ゴロ

涙にぬれる「袂(たもと)」=袖・悲しみの象徴。

🏛 語源・成り立ち

「手(た)」+「本(もと)」。手のつけ根=袖の下部の意。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 和歌で「たもと(袂)」が悲しみを表すのはなぜ?

涙をぬぐったり受けたりするのが袖(袂)だからです。「たもとぬる・たもとをしぼる」で、袖が涙でびっしょり濡れる=激しく泣く・深く悲しむさまを象徴します。

🧩 確認クイズ

Q1. 「涙に、たもとのしぼるばかりぬれぬ」の「たもと」の意味は?
A 頭    B 袖・袂    C 足    D 胸
Q2. 和歌で「たもと」が象徴するのは?
A 悲しみ・涙    B 喜び    C 怒り    D 眠り
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