ためらふ

標準
現代仮名遣い:ためらう / 読み:タメラウ
動詞ハ行四段活用
動詞 頻出 現代語とのズレ注意

気を静める・落ち着ける/病を養生する/ためらう

📖 意味

  1. 1
    気を静める、心を落ち着ける、こらえる 中心義。高ぶった感情や涙をおさえ、落ち着ける。
  2. 2
    病を養生する、小康を得る、病を静める 病気を落ち着かせる・養生するさま。
  3. 3
    ためらう、ぐずぐずする、躊躇する 現代語に近い用法。決めかねてぐずぐずするさま。

📜 出典・例文

涙をためらひて、ことばを続く。

涙を(おさえて)気を静めて、言葉を続ける。※用法確認用の例文。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

現代語『ためらう(躊躇する)』だけで訳すと不十分。古文では《気を静める・心を落ち着ける》《病を養生する・小康を得る》が中心。『涙をためらふ=涙をおさえ気を静める』『心地ためらふ=病を静める』のように用いる。

🧠 覚え方・ゴロ

「ためらふ」=高ぶりを“ため(溜め)”て静める・養生する。躊躇だけではない。

🏛 語源・成り立ち

勢い・高ぶりを一旦とどめて静めるさまが原義。感情を静める・病を静める意から、決断をとどめる『躊躇』の意も生じた。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「ためらふ」は現代語『ためらう』と同じですか?

その意味もありますが、古文では『気を静める・心を落ち着ける』『病を養生する』が中心です。

Q. 「涙をためらふ」はどう訳しますか?

『涙をおさえて気を静める』です。感情の高ぶりを静める意です。

🧩 確認クイズ

Q1. 「心地ためらふ」の「ためらふ」の意味は?
A 病を養生する・静める    B 躊躇する    C 急ぐ    D 驚く
Q2. 古文「ためらふ」の中心的な意味は?
A 気を静める・落ち着ける    B 大声で騒ぐ    C 退出する    D 評判になる
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