たまはす

標準
現代仮名遣い:たまわす / 読み:タマワス
動詞・サ行下二段活用
敬語 尊敬語

お与えになる(「与ふ」の強い尊敬)

📖 意味

  1. 1
    お与えになる・くださる・下賜なさる «本動詞»「与ふ」の尊敬語。「たまふ」より高い敬意。

📜 出典・例文

帝、御衣(おんぞ)をたまはす。

帝が、お召し物を(褒美として)お与えになる。

──『例文』
位をたまはせて、労(ろう)に報いたまふ。

官位をお授けになって、功労に報いなさる。

──『例文』

⚠️ 識別・注意点

「たまふ(与ふの尊敬語)」に、さらに尊敬・使役的な「す」が加わった形で、より高い敬意を表す。天皇など最高位の人が物や位を下賜する場面で用いる。下二段活用。「たまはる(いただく・謙譲)」と混同しない。

🧠 覚え方・ゴロ

「たまふ」を強めて——たまはす=(最高位の人が)お与えになる。

🏛 語源・成り立ち

「賜(たま)ふ」+尊敬・使役の「す」。より高い敬意を添える。

🔗 関連語・対義語

❓ よくある質問

Q. 「たまはす」と「たまはる」は同じ?

違います。「たまはす(賜はす)」は「お与えになる」という尊敬語、「たまはる(賜はる)」は「いただく」という謙譲語です。方向が逆なので注意しましょう。

🧩 確認クイズ

Q1. 「帝、御衣をたまはす」の「たまはす」の意味は?
A お取り上げになる    B お与えになる    C 御覧になる    D お召しになる
Q2. 「たまはす」の敬語の種類は?
A 謙譲語    B 尊敬語    C 丁寧語    D 美化語
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